実はタバコの煙が多いヨーロッパの受動喫煙防止先進都市

2015年10月10日 06:00

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
PCの充電アダプタを忘れるなどの悲劇を乗り越え、私は無事にドイツに到着しております。


自宅を出てからデュッセルドルフに到着するまで合計16時間かかっておりまして、今日はほとんど移動のみで、先に到着していた山田議員と合流して街並みを見たくらい。
本格的な視察は明日からとなります。

さて、以前に東京都の受動喫煙防止対策について、かなり壮大なブログ記事を上梓したことがあるのですが↓

都庁・都議会議事堂が喫煙天国なのに、禁煙(受動喫煙防止)条例ができるわけもない
http://otokitashun.com/blog/togikai/5631/

前職時代の出張や前回の視察などでも感じていることですけど、実はヨーロッパの街中ってすんごいタバコの煙で臭いところが多いんですよね。
路上喫煙の比率でいえば、日本の倍くらいだと思います。

上記の記事の中でも、

「受動喫煙防止に関する法令がないのは、五輪開催都市で東京のみ」
「先進国(G8)で屋内禁煙を実現していないのは、もはや日本だけ!」

と記載させていただいておりまして、それは確かに事実なのですが、その代わり諸外国では路上での喫煙にとても寛容な面があります。

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だいたい街中には、こんなゴミ箱兼灰皿がそこら中に設置してありますし、信号待ちやらバス待ちやらで路上喫煙している人は多数散見されます。

ホテルや飲食店の出入り口にも灰皿が設置されている場合が多く、副流煙を吸わずに行動することはまず不可能と言ってよいでしょう。
歩きタバコを取り締まる法令も、ほとんどの都市や国で存在しないはずです。

これは日本・東京都において屋内禁煙条例を作ろうとするときに反対派の方々が使う理論でもあるのですが、海外は屋内喫煙を完全に禁ずる代わりに、テラス席や路上での喫煙についてはノータッチということでバランスをとってきました。

ところが我が国の場合、

「歩きたばこの取り締まり」
「路上喫煙の禁止」

という側面から受動喫煙防止対策がスタートしたため、この上で屋内禁煙を徹底してしまうと、もはや喫煙者にはタバコを吸えるところが自宅以外にほぼなくなってしまうわけですね。

これはなかなか難しい問題です。
屋内喫煙を認め続けるのは、世界の潮流に反する。
かといって、今さら路上喫煙をもう一度解禁するわけにもいかない…。

私のような非喫煙者から見れば、どっちも禁止に越したことはないものの、喫煙者にも当然のことながら一定の権利が存在します。

じゃあどうするべきか?
ここは成熟都市・東京のプライドをかけて、屋外に一定の高さで囲われた喫煙所を増やすしかないと思います。

ここには割り切って、それなりの税金をかけて整備していく。
喫煙者には理解してもらって、喫煙所までは移動してもらって喫煙していただく。
屋内および指定以外の路上は全面禁煙。

飛行機内の乾いた空気で喉を傷めた状態で街を歩いていましたが、そこらじゅうから飛んでくるタバコの煙は非常に苦しいものがありました。

やや禁煙者よりの「落としどころ」ではありますけど、このあたりで落ち着くべきではないかと個人的には感じる次第です。

実際に五輪を行ったロンドンがいま、どういう状況なのかは要確認ですね。
ヨーロッパの各都市はこんな感じで路上喫煙に寛容な姿勢を続けていくのでしょうか。。

明日からは視察レポをスタートしたいと思います。
おお、もう24時間活動している…おやすみなさい!

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

twitter @otokita
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おときた 駿
東京都議会議員(北区選出)、都民ファーストの会幹事長

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