なぜ、労働者や経営者から「投資家」になるべきなのか --- 内藤 忍

2015年11月09日 12:30

週末のセミナーで「資本主義のピラミッド構造」について話をしました。お金と時間という2つの制約要因から世の中を眺めると、こんな風になっているのではないかという私なりの理解です。
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お金を得るためには、価値を提供しその対価を受け取るという方法が基本になります。資本主義社会で価値を提供している人たちは4つに分類できます。

「労働者」「経営者」「投資家」そして「資本家」です。

4つの違いはまず、自分が働くのか、お金が働くのかという分類です。

自分が働く方法には「労働者」として人に使われることによって収入を得るのと、「経営者」として人を使って収入を得るのと2つがあります。いずれも、自分の時間を仕事に費やさなければいけません。もし、労働者から経営者になれたとしても、その先には社員のマネジメントや、煩わしい交渉事など、多くの仕事が待っています。時間から自由になる生活は手に入れることはできません。

お金に働いてもらう仕事には「投資家」と「資本家」があります。

「資本家」とは銀行のように資金の提供者として投資家や経営者にお金を使ってもらい、金利収入を得る人たちです。米国ではこのような個人も存在しますが、日本ではまだ馴染みはありません。

もう1つの「投資家」とはリスクを取って、お金を使ってお金を生み出す人のことです。デイトレーダーのような投機家は労働集約的ですが、お金に働いてもらう「仕組み」を作ることができる投資家は、労働者や経営者のような時間に追われる生活から解放されます。

セミナーで「投資家になろう」と呼びかけていますが、お金が無いから無理と思っている人がいます。しかし、お金が無いから投資家になれないというのは「言い訳」です。資本家からお金を借りて、それ以上のリターンをあげれば良いからです。

投資家になることによって労働者のように人に使われることは無くなります。また経営者のように、人を使うのではなく、お金を使うビジネスに転換でき、工夫すれば、自由な時間を手に入れることができます。

今週末に東京青山で開催するセミナーでも、この話をもう少し掘り下げてお話したいと思っています。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年11月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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