ビジネスで成功するエグゼクティブが所持するもの

2015年11月13日 03:30
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ビジネスパーソンにとってこだわりがある小物のひとつに財布があります。しかし財布に関するエピソードは枚挙にいとまがありません。「絶対に長財布!二つ折りの財布だと中にあるお札がかわいそうだから」「新しい靴に足を馴染ませるように、財布もお金に馴染ませておくことが理想」。財布を擬人化した不思議な作法や法則も存在します。

●エグゼクティブは二つ折りの財布を使用する

私のまわりのエグゼクティブを見回すと財布にこだわる人は多くはありません。長財布派より二つ折り財布派のほうが最近は増えていますし、ブランド品でも3~4万円程度のポケット付の財布が主流です。

確かに、レシートやカードで財布がパンパンになっている人は少ないものの、これは整理が上手ではない話だけのこと。あくまでも整理の道具である財布に、こだわるエグゼクティブは少ないということでしょうか。

またエグゼクティブには、きちんと財布の中を整理して、自分の持っている財産の情報を把握している人が多いように思います。財務的な情報を把握する習慣が表れる道具のひとつですから金額は概ね把握しているものです。

社会的にステイタスのある人は、稼ぐことの大変さを知っている。お金のありがたみも知っている上に、怖さも知っている。だからこそ、真のお金持ちにはスマートな二つ折り財布が人気なのでしょう。

●アメリカのエグゼクティブは財布を使用しない

アメリカではカード決済が主流なので、現金をほとんど持ち歩きません。使用している財布は二つ折りのものが一般的です。カードを入れる部分が多く付いている、薄めの二つ折りが主流です。

日本では考えられませんが、コインはジャケットのポケットに無造作に放り込んでいるケースが少なくありません。日本に比べて紙幣のサイズが小さいこともありますが長財布を所有している人を見かけることもありません。

さらに、ジャケットやスーツの胸ポケットに財布をしまう習慣がありません。職業の種別にかかわらず、パンツのポケットにしまう人が圧倒的に多いように思います。カードを使うことが多く、防犯上、現金は100ドル以上は持ち歩かない人が多いように思います。

名刺の入っていたプラスチックケースを財布代わりに使っている人もよく見かけます。手頃な大きさで、名刺とお札と硬貨も収納できるので便利なわけです。名刺入れを持つ習慣がありませんし、日本のように名刺の取り扱いが丁寧ではありません。パーティなど多くの名刺を配る必要がある席では、名刺の束を輪ゴムで留めたり、クリップで挟んでいる人もいるくらいです。

●結局は!

お金は大切に使わなくてはいけないし、お金のありがたみを身に染みて実感することは大切です。結局、財布は使いやすい形で、分相応であることが望ましいといえるのでしょう。まずは財布の購入で無駄遣いしないことを心掛けたほうが賢明ではないでしょうか。

「エグゼクティブはシンプルな二つ折りの財布を使用する」「財布と出世の因果関係は無い」。これが財布論のひとつの結論ではないかと思われます。

尾藤克之
経営コンサルタント

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尾藤 克之
コラムニスト/経営コンサルタント

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