「歪み」は飲食店にも存在する --- 内藤 忍

2016年01月18日 13:00

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実物資産に存在する「歪み」ですが、飲食業でも意外に簡単に見つけることが出来、バリューな食事をすることができます。「ランチの歪み」「休日の歪み」といった「価値>価格」のチャンスです。

高級な和食店や、フレンチのお店では、「ランチの歪み」が見つかります。ディナーと同じメニュをランチで提供している場合です。例えば、六本木にある高級ホテルの高層階にある和食のお店。以前、資産デザイン研究所メールでバリューなランチを御紹介しましたが、お昼が圧倒的にお得です。

夜のコースを同じ食材を使って価格は半値くらいでしょうか。ボリュームは少し調整されていると思いますが、それでも食べるなら断然ランチです。平日なら、空いていることも多く、カウンターを貸切にして3時間近くゆっくり食事をすることもできます。

本来なら商売にならないからお昼はクローズという来店数と想像しますが、ホテルのファシリティなので、お客様が少なくても営業しなければならないのだと思います。

都心の週末に一通りの少なくなるエリアでは、「休日の歪み」が見つけられます。銀座や六本木に支店を持つ高級中華料理店では、土日祝日限定で1万円近くするコースメニュを半額で提供しています。

半額になって1名4200円のコースを食べてみましたが、フカヒレが入ったスープ(写真下)、雲南豆腐(写真上)、芝エビの炒め物、特製チャーハンなどデザートまで全10品で、平日とまったく変わらないクオリティです。都心の休日なのにどうしてこの価格が可能なのかと不思議になりましたが、平日の接待需要などが減って、自腹でやってくる人のためにこなれた価格で美味しいものを提供しているのだと思いました。

これだけのバリューなのに、なぜか予約もなしですんなり入ることができました。こちらも今週の資産デザイン研究所メール「グルメ設計塾」で紹介しようと思っています。

資産運用の歪みは時間と共に解消されていくものですが、飲食店の歪みはこれから先ずっと変わらないかもしれません。お店の戦略や、経営方針によってマーケットメカニズムが働かないことがままあるからです。そんな歪みを上手に見つけて、外食する時に豊かな気持ちで楽しめるようにする。お金の上手な使い方と言えるでしょう。

※毎週金曜日に配信している「資産デザイン研究所メール」。資産を守り増やすためのヒントから、具体的な投資のアイディア、そしてグルメな情報まで、無料でお届けします。

※内藤忍、株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年1月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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