政治家から見た子育て層の政治に対する影響力の弱さ

2016年02月20日 13:00

先日私も、若年層が残念ながら票にならないため、政治家たちが子育て支援・待機児童問題の解決に熱心にならないことを述べさせていただきましたが、駒崎弘樹さんがもっと突っ込んだ指摘をして下さってます。


政治が子育て層を簡単に無視できる、投票率以外の大きな理由
buff.ly/1owWu0W

これ、政治家の立場から言ったら炎上するんだろうな…と思いつつ、火中の栗を拾いに行きます。

まず駒崎氏の言うように、

・子育て世代は「当事者期間」が短い=人数がさらに少ない
・ゆえに、政治家に対する継続的なロビー活動が極めて弱い

※ロビー活動:政策実現を働きかける活動のこと

というのは本当です。
それどころか当事者期間を抜けだした人たちは、

「私たちも苦労したんだから、まあ頑張って」

と言わんばかりに同情心をなくして無関心になったり、下手をすると後人にも苦労を押し付けるマインドを持つようになるのかもしれません。

そして子育て当事者は仕事・子育てにとあまりにも多忙なので、赤ちゃんを抱えて平日の議会にまで来ることはほとんどできません。
なので議員・政治家たちに、魂の叫びは伝わっていない可能性が高いです。

一方で記事にもあるように、例えば障害者団体の方々は、当事者・その家族の方々が何度も何度も議会に足を運びます。
我々のような少数野党に対してさえそれはもう凄い熱心ですし、

「今度ぜひ、うちの施設に見学に来てください!!」

なんてお誘いもされるので、そんなご縁で実際に私は放課後等デイサービスなどについて政策提言をするようになったりしています。

子育て・保育系の陳情・請願もゼロではありませんが、やっぱり数は圧倒的に少ないし、

「何がなんでも会ってください、15分だけでも時間を下さい!」

という勢いはなかなか…というところでしょうか。
そして時に署名を何千筆も集めるような熱心で的確な訴えがあっても、なぜか○産党議員の紹介をつけてしまうがため、あっさりと議会で無視されたりしています。

…ちょっと話はそれますが、これって社会福祉系のロビー活動失敗の典型例でして。
手を差し伸べてくれたからといってうっかり特定政党色をつけてしまうと、完全に逆効果でロクに審議すらされないことが多々あるんですね。。

そんな話はまた機会を改めて取り上げたいところですが、まさに「投票だけが声を届ける方法じゃない」ので、こうしたロビー活動のノウハウの普及も今後はますます重要になると思います。

私もつたない経験も、お役に立てたいと考える次第です。
必要とあらば、ぜひご連絡をいただければと存じます。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

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おときた 駿
東京都議会議員(北区選出)

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