難しいことをやさしく説明するのは簡単ではない

2016年04月13日 11:29

昨年6月に発売して、10万部のベストセラーとなっている「初めての人のための資産運用ガイド」の図解版の刊行が決定し、制作を開始しました。

図解の元になった携書版の書籍も、今まで私が書いた資産運用関連の書籍の中では、もっとも初心者・未経験者を意識した内容でしたが、今回はそれを更に上回るわかりやすさを目指しています。販売は、書店よりもコンビニエンスストアにフォーカスしており、本を買うために来店した人ではなく、何となく買い物に来たコンビニ利用者に手に取ってもらえるような敷居の低さが求められます。

ムック形式の図解の本を制作したことは何回もありますが、「図解=わかりやすい」とは限りません。図解にして、説明を省いてしまった故に、逆に内容がわかりにくくなってしまうこともあり得るのです。

今回も制作会社の方と共同で作業を進めていますが、編集の担当者の方の書籍の内容に対する理解力が、図解本のわかりやすさを決める大きなポイントになります。

また、あまり字数を増やして説明をすると、字が小さくなって、読者が飽きてしまいます。見開きの2ページを原則に、図をちりばめながら、文章もコンパクトにまとめていくという、高度な編集能力が求められるのです。

先月、関係者が集まって行われた打ち合わせを元に、初回のゲラ(写真)が早速出てきました。想像を超えるわかりやすい内容にまとまっていて、意味のある図解も多く、意図した通りの「難しいことをやさしく説明する本」に仕上がる予感がしてきました。

ある程度まとまった資産を持っている人は、資産運用への関心も高く、セミナーや書籍などに自らアクセスして、マネーリテラシーを高めています。しかし、多くの人は、資産運用の重要性にさえ気が付かず、節約や仕事の収入アップばかりを考えています。また、間違えた資産運用の方法によって、金融機関のカモになってしまうケースも多いのです。

やみくもにリスクを取るのではなく、自分の資産を守り、豊かな人生を実現するためのお金との付き合い方を一人でも多くの人に知ってもらいたい。今回の作品は、今までの私の本とまったくご縁の無かった人たちにも広く読んでもらえるようになって欲しいと思っています。

刊行は7月の予定です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年4月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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内藤 忍
資産デザイン研究所社長

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