2016年版:米国で仕事探しに最適な都市トップ10

2016年05月11日 06:00

10bestcities

先日はニューヨークの家賃中央値なら東京で平均的な生活が丸1ヵ月分賄える、なんて ショッキングなニュースをお伝えしました。

今宵は、米国で仕事探しに最適な都市トップ10を挙げていきましょう。ウォレットハブが1)求人倍率、2)雇用の伸び、3)初任給の中央値、4)失業率、5)産業の種類、6)フルタイムの就労者数、7)貧困レベルでの就労者数の割合、8)障害者の就労者数——の労働市場指数、9)年収中央値、10)福利厚生、11)通勤時間+就労時間、12)住宅値ごろ感、13)通勤費用、14)独自の家族、独身、娯楽ランキング調査——の社会経済環境指数などで計算しています。100点満点が最高で、米国勢調査局からの世帯収入、家賃は全てともに中央値。全米平均の世帯年入が$53,482、居住者の住宅価格は$175,700となります。気になるトップ10は、以下の通り。

10位 ネブラスカ州オマハ 61.91
労働市場指数 11位 社会経済環境指数 2位
人口 44万6,599人 世帯年収 $48,751 居住者の住宅価格 $134,700
→言わずと知れた、投資の神様ウォーレン・バフェット氏のお膝元。

9位 サウスダコタ州スーフォールズ 63.42
労働市場指数 8位 社会経済環境指数 9位
人口 16万8,586人 世帯年収 N/A 居住者の住宅価格 N/A
→全米有数の家畜産業を誇ります。

8位 ウィスコンシン州マディソン 63.56
労働市場指数 11位 社会経済環境指数 2位
人口 24万5,691人 世帯年収 $53,933 居住者の住宅価格 $211,600
→金融、保険のほかバイオ産業が盛ん。

7位 カリフォルニア州アーバイン 64.03
労働市場指数 7位 社会経済環境指数 14位
人口 24万8,531人 世帯年収 $91,999 居住者の住宅価格 $662,200
→犯罪率が低く、日本でもアシックスやシマノなどが参入。ブロードコムやタコベルの本社も。

6位 アイオワ州デモイン 64.05
労働市場指数 6位 社会経済環境指数 23位
人口 20万9,220人 世帯年収 $46,430 居住者の住宅価格 $117,600
→プリンシパル・フィナンシャル・グループが本社を置くなど、保険関連が多い。

5位 ユタ州ソルトレークシティ 64.20
労働市場指数 3位 社会経済環境指数 37位
人口 19万0,884人 世帯年収 $45,833 居住者の住宅価格 $235,200
→IT関連への転身を図りつつ、スキ—リゾート地としても有名。

4位 テキサス州アービング 65.10
労働市場指数 1位 社会経済環境指数 73位
人口 23万2,406人 世帯年収 $50,942 居住者の住宅価格 $138,900
→エクソン・モービルのお膝元で、現在はヒスパニック系人口が非ヒスパニック系白人を上回る。

3位 テキサス州オースティン 65.10
労働市場指数 4位 社会経済環境指数 15位
人口 2万9,114人 世帯年収 $54,603 居住者の住宅価格 $157,800
→保守派がひしめくテキサス州内で最もリベラルな都市、サムスンが進出するなどIT関連企業が多い。

2位 カンザス州オーバーランド・パーク 66.18
労働市場指数 5位 社会経済環境指数 4位
人口 18万4,525人 世帯年収 $72,231 居住者の住宅価格 $225,000
→通信会社スプリントの本社を構える程度ながら、全米住みたい都市ランキングのベスト10の常連都市。

1位 テキサス州プレイノ 68.12
労働市場指数 2位 社会経済環境指数 8位
人口 27万8,480人 世帯年収 $82,944 居住者の住宅価格 $222,800
→JCペニーやドクター・ペッパーの本社を有するほか、トヨタが北米事業をカリフォルニア州トーランスからこちらに移転する決定を下したことでも有名。

プレイノ、ダラスから約40kmの距離にありバルーン・フェスティバルが風物詩。
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(出所:Brandi Korte/Flickr)

はい、このランキングにもちろんニューヨーク市は入っていません。NY市はというと、全米150都市中で108位と、下から数えた方が早いという残念な結果に終わりました。44.03点で、労働市場指数では90位、社会経済環境指数に至っては143位という有様です。NY市の人口は849万1,079人、年収は$52,737、居住者の住宅価格は$490,700でした。この住宅価格はマンハッタンやその周辺の1ベッドルーム(1LDKあるいは1DK)販売価格が100万ドル近い状況を鑑みると、かなり信憑性は低いですけどね・・。

気になるワースト1位は、カリフォルニア州ストックトンで27.64。労働市場指数は最下位の150位、社会経済環境指数は123位でした。ワースト10にはカリフォルニア州が半分を占め、ハリウッドやシリコンバレーの裏側にある影を感じさせます。

(カバー写真:Ed Schipul/Flickr)


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2016年5月10日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった安田氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。

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