企業のお家騒動・騒乱その行方 【セブン&アイHD】内紛でコンビニの父が退任

2016年09月07日 06:00

セブン連載

セブン-イレブン及びイトーヨーカドーを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス<3382>で内紛が勃発。セブン-イレブンを育て上げ、日本のコンビニの父とも言われる鈴木敏文会長が退任することになりました。

事の発端は、鈴木会長が井阪隆一社長の実績に不満を持ち、社長交代を模索したことに始まります。鈴木会長から内示を受けた井阪社長はこれに反対。また、イトーヨーカ堂を創業した伊藤雅俊名誉会長も、これまでは鈴木会長に経営を一任していたものの、社長交代に反対します。

業績好調の中で、外部に説明できるような理由もなく社長交代は筋が通らないとする社外取締役も加わり、最終的に鈴木会長の人事案は取締役会で諮られることに。賛成7票・反対6票・棄権2票で、賛成票が反対票を上回ったものの、過半数の賛成は得られず、井阪社長交代の人事案は否決に。結果を受けて鈴木会長は以後の経営は後進に譲るとし、自らの退任を発表しました。

鈴木会長は83歳、いずれ後進に道を譲る必要はありましたが、意外な形での退場劇となりました。

まとめ:M&A Online編集部


アゴラ編集部より:この記事は「M&A Online」2016年9月6日のエントリーより転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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