自民都連会長と「7人の侍」の面談日

解散風がまた吹き始めたような気がしている。

公明党次第だと思っているが、公明党の人たちが常在戦場という言葉をしきりに使い始めたから、公明党の方々はいつでも選挙に臨む態勢が出来ている、ということだろう。

今は安倍内閣に対する支持率が60パーセント近くもあるということのようだから、自民党の執行部としてはこの支持率を下げるような動きはしたくないはずだ。

自民党の都議団の方々は相変わらず腹に据えかねておられるのかも知れないが、今の段階で大騒動を起こして得する人は一人もおられないはずだ。

本日、自民党都連会長の下村さんが7人の侍の内、豊島区議と練馬区議の代表の方と面談することになっているようだ。

豊島区長が自民党の豊島区議団のみなさんに結束を訴えていることや、練馬区議の方々は元々お互いに何の蟠りを持っておられないということを考えると、ここはお互いに和気藹々の関係に戻れるようにされた方がいいだろう。

壊すのは簡単だが、作るのは結構難しいものだ。
まあ、絶対に分かれなければならないのであれば仕方がないが、自民党は右から左まで何でも呑み込んでしまえる融通無碍な政党である。

昨日の敵は、今日の友。

人の噂は、75日。
選挙の恨みは、まあ100日だろう。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年11月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。