飛躍の年にしたいと思ったら!残念な人にならないための朝の法則

2017年01月04日 06:00
無題

写真は参考書籍書影

最近、「人間学」が注目を集めている。「人間学」とは中国古典や歴史書のベースに構成されている。その中でも、「日に新た」は修己治人(修養して徳を積み世を治める儒教の教え)としても知られている。殷の建国者の湯王が発した言葉で、湯王は「日に新た」を強く念じ日々の自戒をしたとも伝えられている。

あらましは、「新しい1日を迎えるたびに自分を向上させる」というもので、昨日より今日を、今日より明日を良くすることで自分を磨くことができるという意味で使用する。「日に新た」は元経団連会長である土光敏夫氏の座右の銘でもある。他にも、松下幸之助氏など経営者には「日に新た」を好む人が多い。

■朝の時間を有効活用する

後藤勇人(以下、後藤)は、美容室、日焼けサロン、ショットバーなどを経営する他、ギターのグレコで有名なフジゲン創業者の横内祐一郎氏の総合プロデュースをおこない、ブランド構築の専門家として認知されている。今回は、朝の過ごし方について聞いた。

――皆さまは「サラリーマン」と聞いて何を連想するだろうか。あるメディアの調査では、性別や年齢層に関わらず「いつも疲れている」「表情が暗く足取りも重い」が、1位、2位を占める結果になっていた。疲れていては楽しく充実した日々は過ごせない。

「サラリーマンの口ぐせに『忙しい』『時間がない』があります。役職者であれば、仕事を兼任している可能性があります。兼任している役職者には時間の効率性が求められます。なかには、向上心を持っている人もいますが、それを実現したいのであれば、時間の効率性が求められるはずです。」(後藤)

「朝の時間。何気なく押してしまうのがテレビのスイッチ。朝は報道番組が多く、その内容は、芸能人のゴシップなどネガティブ情報であふれています。ネガティブな気持ちになるくらいなら思い切って番組を見ないことです。」(同)

――しかし、テレビを消しただけでは作り出せる時間はわずかである。しかも、テレビの時間を惜しむほど忙しい人などいないのではないか。

「だったら、なおさら、自分の能力開発に役立つ、DVDやCDを聞きながら出社準備をすることが望ましいと思います。リーダー論を頭に叩き込みたい。営業ノウハウを知りたい。海外出張に備えて英語の勉強をしたい。松下幸之助や本田宗一郎の経営理論を勉強したい。あなたが希望するDVDやCDは、いくらでもあるはずです。」(後藤)

「また、サラリーマンに求められている能力は日常の業務を速くこなすだけではなく、状況判断力が求められてきています。そのために普段から教養や知識を身につけておくことも大切ではないでしょうか。」(同)

――この考え方は的を得ている。仕事には常にチャンスがあるからだ。朝の時間を無駄に過ごしていたとしよう。ポストが空いたが数字に弱くて昇進できなかった。海外赴任を目指していたのに声がかからなかったなど、準備不足で勝ち得なかった話は思いのほか多い。

■新年の「日に新た」を策定しよう

――普段、勉強する時間が無いと嘆いている人も、朝の準備時間を利用すれば、毎日30分程度の時間は作りだすことができる。年間270日勤務で出社準備に30分かかるとしたら、年間135時間を自分を高める時間に変えることができる。限られた時間を効率的に使うのも考え方次第だろう。

「出世というものに関心がないから関係ないという考え方は通用しません。関心がなくても同じポジションに居つづけることが難しいのがいまの会社環境です。勤続年数が長くなるにつれて仕事の内容や役割は上がっていくものです。その時に、付け焼刃で対応できるほど仕事は甘くないでしょう。」(後藤)

「そのためにも朝の過ごし方は大切です。電車やバスの移動時間や通勤時間を勉強に充てている人もたくさんいます。」(同)

――あなたは、新年の「日に新た」を考えただろうか。そして1年後のなりたい姿はどのようなものだろうか。すべては朝の過ごし方に掛かっているかも知れない。

参考書籍
結果を出し続けている人が朝やること』(あさ出版)

尾藤克之
コラムニスト

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尾藤 克之
コラムニスト/経営コンサルタント

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