結果を出すビジネスパーソンは朝の過ごし方を工夫する

2017年01月22日 06:00
無題

写真は参考書籍書影

残念ながら人には、向き不向きがある。どんなにやりたくても不向きなものは、なかなかうまくいかないものである。時間ばかりがかかり、結果が出ないことのほうが多い。

後藤勇人(以下、後藤)は、美容室、日焼けサロン、ショットバーなどを経営する他、ギターのグレコで有名なフジゲン創業者の横内祐一郎氏の総合プロデュースをおこない、ブランド構築の専門家として認知されている。今回は、朝の過ごし方について聞いた。

■ムリなことをあきらめる勇気

――不向きなことに執着していると、モチベーションが低下して本来なら得意であるはずのものまで悪影響を及ぼしてしまう場合がある。

「どんなに頑張ってもムリなことはあります。受け入れて、悪あがきせず、あきらめる勇気を持たなくてはいけません。中国の古典、朱子学に主一無適という言葉があります。『ことに当たっては、その一事に精神を集中統一し、ほかに散らさないこと』という意味です。」(後藤氏)

「実際、やりたいことが複数あっても、すべてを同時に実行することはできません。結局どれも中途半端になってしまい満足のいく結果を出すことは難しいでしょう。」(同)

――あきらめることは、逃げ出すことではない。マーケテイングの「選択と集中」と同じである。今、自分が何をすべきなのか、何がいちばん大切なのか判断しなければいけない。

■古典から学ぶことは多い

――社会的に成功者と呼ばれる人は魅力的なことが多い。多くの人が素晴らしい人間力を持ちあわせている。人間力を養うには何が必要だろうか。

「司馬遼太郎の小説に描かれている、戦国時代や明治維新の時代といまとは環境はまったく異なります。しかし、時代を駆け抜けた名将や時代を変えた人たちが何を考えていたのか、そして、どういう変遷をたどり、どう生き抜いたのか。さらに、そのことを踏えて、人間としてどうあるべきかを学ぶことは大切です。」(後藤氏)

「私も、知人の経営者から薦められてから古典を読むようになりました。すると、セミナーや講演等で寄せられる質問に、ほぼ答えられるようになりました。古典で様々なことを学ぶにつれ答えられるようになったのです。」(同)

――毎朝、数ページでいいので、お気に入りの古典を読むことを習慣にしてはいかがだろうか。1年も続けていたら驚くほど知性が養われているかも知れない。

■「日に新た」を策定しよう

――普段、勉強する時間が無いと嘆いている人も、朝の準備時間を利用すれば、毎日30分程度の時間は作りだすことができる。年間270日勤務で出社準備に30分かかるとしたら、年間135時間を自分を高める時間に変えることができる。限られた時間を効率的に使うのも考え方次第だろう。

「出世に関心がないからという考え方はもはや通用しません。関心がなくても同じポジションに居つづけることが難しいのがいまの会社です。勤続年数が長くなるにつれて仕事の内容や役割は上がっていきます。そのためにも朝の過ごし方は大切です。電車やバスの移動時間や通勤時間を勉強に充てている人もたくさんいます。」(後藤氏)

――あなたは、日々の「日に新た」を意識しているだろうか。朝の過ごし方はどうだろうか。この機会に振り返ってみては。

参考書籍
結果を出し続けている人が朝やること』(あさ出版)

尾藤克之
コラムニスト

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尾藤 克之
コラムニスト/経営コンサルタント

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