やれば出来る財務局!東京都予算案発表

 昨日待ってましたの「平成29年度(2017年度)東京都予算案の概要」が発表されました。
詳細は財務局のページこちらをご覧ください。

知事の記者会見はこちらです。

 かねてより、21局別々の仕様で予算要求を議会側に提示をし、各事業の評価についても非常にわかりづらい予算決算資料につきまして、お姐は、奇しくも小池百合子知事を応援したたったひとりの区長がおいでの豊島区※並にわかりやすく作成することを求めてました。
(※ご参考:豊島区事業評価白書・報告書計画・財政・方針

 昨年2月には「見やすくわかりやすい予算書・決算書について」という、もうそのまんまズバリの文書質問をしておりました。

1.関係資料の書式が各局でバラバラ。統一感を持つことができないの?
2.区市等にみられる「事務報告書」のように、事務事業、根拠となる計画、決算額が政策体系ごとに一覧性をもって見られるような資料が都にはないけど必要ないですか?
3.予算書・決算書の検索性向上のため電子化しませんか?
4.決算書を見ても、事業の成果、費用対効果、数値目標達成がみえません。決算書をいかに政策評価に結び付けていくのですか?
5.予算編成にあたり、都議会各会派から予算要望と復活要望(お姐注:小池知事により廃止となった所謂政党復活要望予算)が提出されているが、これらの要望は予算編成プロセスの中でどのように具体化され、活用されているのか、その有用性を含め、ご説明ください。

 当時の財務局は「法に基づき適宜適正に問題なくやってます、頑張ってます。検討します」的答弁に終止し、都の予算書・決算書がチンプンカンプンなのは見る側の問題では?!くらいの勢いでありました、ハイ。

 詳しくご覧になりたい方は平成27年第1回定例会(第1号) 本文 議事録(←▼最初の個所へ(全 3 箇所)というところをクリックすると当該部分にジャンプします) ご参照ください。

 しかし今回の予算案関連資料はガラッと変わりました!

百聞は一見にしかず!こんなに違う去年と今年。ぜひクリック先をご覧ください。

平成28年度(2016年度)東京都予算(原案)の概要(文字検索不能PDF資料)
VS

平成29年度(2017年度)東京都予算案の概要(文字検索可能PDF資料!!)

 ことに注目は、東京都の借金残高、つまり都債残高の推移。一体全体今東京都にいくら借金があるのか明確にならずして、予算なんて立てようもございませぬ

 これまでは平成28年予算案3Pに金額のみ。都債の活用についても13Pの発行額の推移(その年借り入れた借金額)でお茶を濁しておりました。

 しかるに、予算委員会で、お姐は以下資料を当時の財務局にかな~り抵抗されながら取り寄せ、都民の皆様にblogで公表をし、上田令子都議会NEWSでお配りしていたのであります。

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 さて、平成29年度予算案の概要資料はどうなったか?!とワクワクとページをめくりましたところ!!

 ありました!お姐悲願の都債残高(東京都の借金残高)の超わかりやすい可視化資料が、平成29年度予算案概要の23Pに掲載されたのでございます!!

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 さらに、お姐が初当選以来増額を続けていた、総予算規模は、前年度6,018億円4.4%減の13兆542億円一般会計予算規模は0.8%減の6兆9,540億円と5年ぶりの減となりました。一方、福祉保健分野については、1兆2千億円、349億円増と、過去最高となり、額待機児童ゼロ保育園待機児童対策には1.381億円と403億円増となりました。

 懸念していた事業評価においては、約4,800事業に終期を設定し常に「一旦見直す」ことをシステム化し、今年度は890件の評価結果を公表、前年度の約2.4倍の約720億円の財源確保につなげました。

 前述した文書質問において私は「平成29年度に全ての地方公共団体において統一的な基準による財務書類等を作成するよう要請する予定となっています。これに向けて東京都も早急なる取り組みをしているところは評価するところです。その上で主権者であり財政の最終的負担者も都民であることから、適切かつタイムリーな財務報告により議会や都民による監査機能が働くことが財政や経営に対する規律意識が高まると考え、パブリックアカウンタビリティを識別の上で外部・内部公監査の制度の機能強化が求められます。」と指摘しておりました。

 新たな予算概要資料という制作物をみて、小池知事の記者会見の言霊ひとつひとつひとつを聞けば、都民が主権者であり、税金は都民のものであり、だから行政は何をしなければならければいけないのかが非常にわかりやすく都民の心に届いたことでありましょう。

 新知事着任僅か半年で、その体裁から中身まで、ネチネチ指摘して放置されてきた当たり前のことがアッサリ改善されており、ここまで変わるものか…と、資料を見ながら感慨もひとしおであります。
 
 そして、我々議会人はその予算を、日頃の議会活動を通じて得た調査結果・情報を以って、会派内は勿論、改革マインドをともにする議員全体にて会派・政局を超えて善政競争のもと、予算審査に当たらねばなりません。
 予算特別委員会は、議会の華と言われます。渾身の予算案に、都民の代表である二元代表制のもとの都議会への対等な敬意を感じました。都民ファーストの会東京都議団の、今回の当番は、行政経験もあり、議会経験も豊富な政策通、常に私も薫陶を得ております両角みのる都議となります。皆様ご期待ください!

【お姐総括】
 小池知事旗振りのもと、年末年始予算編成に奔走した1万余の都庁職員の泣き笑いの姿が目に浮かぶようです。

東京都職員は去年も今年も変わりはないのです。

今年、これほど前進できたのは、小池知事が「私が責任持つからやってごらん」と後押し、イクボス宣言など組織風土が変わり、出したくても出せなかった「都民のためにこうしたらもっと良くなるのに」という本来実は公務員が持っている公共心ポテンシャル(潜在能力)が解き放たれたものだと思います。社長が変われば会社が変わり社員が変わるように、知事が変われば都政が変わり職員が変わる!

 その可愛い象徴がコレ!↓
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知事が発案、女性職員が作成した、メリハリ予算のメリーちゃんと、ハリーくん。

わかりやすい資料はこちら!
2017年度(平成29年度)東京都予算案のあらまし

子ども達にはこちら!
知っているかな?みんなのくらしと東京都

 実際に日々都民と接し、最も都民の身近にいるのが東京都職員

 財務局も各局もやれば出来る!もっと出来る!

 能力と公共心の高い東京都職員を都民の皆様も応援してください!
 
☆お姐、知事と職員においていかれないよう議員ももっと精進せよ!是々非々で力を併せて!☆

上田令子 プロフィール

東京都議会議員(江戸川区選出)、都議会会派「都民ファーストの会 東京都議団」、地域政党「都民ファーストの会」所属、地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)副代表
白百合女子大学を卒業後、ナショナルライフ保険(現ING生命)入社後、以降数社を経て、起業も。2007年統一地方選挙にて江戸川区議会議員初当選。2期目江戸川区議会史上最高記録、2011年統一地方選挙東京都の候補全員の中で最多得票の1万2千票のトップ当選。2013年東京都議会議員選挙初当選。2014年11月地域政党「自由を守る会」を設立し、代表に就任。2015年3月地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)を設立し、副代表に就任。2017年1月都議会会派「都民ファーストの会 東京都議団」を発足し、地域政党「都民ファーストの会」に所属。

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