40男はなぜ、『すし太郎』の歌を口ずさんでしまうのか

2017年02月21日 11:30

週末、我が家では2ヶ月に1回くらいの頻度で絶大なる経済力で手巻き寿司を食べる。なんせ手軽で美味い。しかも、家族の交流も深まる。「マグロには納豆だよ」「鮭とイクラで親子巻とかどう?」なんてことを話しつつ、ひたすら食べる。デパ地下で買ってきたネタは、あっという間に小生の胃袋めがけて超特急はやて号である。すし飯をつくるのも家族のコミュニケーションを盛り上げてくれる。私があおぎ、妻が米とすし酢をまぜる。私が巻き起こす風と、妻の職人的な手つきのコラボレーションだ。まさに、仰げば尊しだ。それはそうと、このすし飯をつくる際に、思わず口ずさんでしまう歌がある。それはサブちゃんこと北島三郎が歌っていた『すし太郎』の歌である。この曲は、私が家で思わず口ずさんでしまう、人に言えない歌ベスト3の3位に入る。ちなみに、2位が「バニラ求人」の歌で、1位が「麻原彰晃マーチ」である。OK、認めよう。これら曲は私の頭に焼き付いているし、曲たちもまた歌われることを激しく欲していた(村上春樹風)。まあ、いつも私財を投げ打ってデパ地下でネタとすし酢、海苔を買っているので『すし太郎』はご無沙汰だけどな。先週末も、家族2人で手巻き寿司パーティーをしていたので、『すし太郎』の歌を熱唱していた。そんな後に、@DIMEでこんな記事を発見。偶然のような必然だ。

累計20億食売れた永谷園の『すし太郎』40年の歴史を紐解く(@DIME)

朝からテンションの上がるプロジェクトストーリーだった。まさに新規事業ストーリー。不の解消と、快の追求、そのものだ。市場創造ストーリーでもある。実に痛快だった。お茶漬けのもとなどのドライものから、ウェットものへのチャレンジというのも面白い。永谷園魂のようなものを感じる。最近のニーズの変化への対応も興味深かった。

思わず、この歌を歌ってしまう理由もよくわかった。商品が出たのが70年代後半で、ちょうど私が幼い頃だったのだ。サブちゃんは、2001年までCMソングを歌っていたのだという。なんというか、CMソングというのも大事なもので。商品のコンセプトやイメージを明確に伝えなくてはならない。そして、これは歌われる曲でもある。歌われる曲とは、ポップミュージックだということだ。

今まであまり注目していなかったが、@DIME、面白いサイトじゃないか。こういう商品の舞台裏話は好きだ。まあ、書けないエピソードもたくさんあったのだろうけど。

というわけで、『すし太郎』に朝から熱くなってしまったのだ。ありがとう。こういう清涼感があるネットニュースっていいよね。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年2月21日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は永谷園公式サイトより)。転載を快諾いただいた常見氏に心より感謝申し上げます。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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