歴代キングコング映画の歩みをおさらい

2017年03月31日 06:00

「キングコング 髑髏島の巨神」、大いに楽しみました。
興収も初登場4位と実写ではかなり健闘してるようです。
ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の、長くて黒々としたあごひげをはやしたルックスは、どうみても新興宗教の教祖サマにしか見えないのですが、その怪しげな風貌も含めて(?)、大注目の若手監督です。

それはさておき、映画史上屈指の人気を誇る怪獣(モンスター)キャラのキングコングのことを、ちょっとだけおさらいしてみたいと思います。

キングコングは、巨大な猿人類のモンスター。
住んでいる場所はスカル・アイランド(髑髏島)。
アメリカ映画で最初に登場したのは1933年の「キング・コング」。エンパイア・ステート・ビルによじ登る姿が有名ですが、フェイ・レイ演じる美女アンの絶叫がこれまた有名。この古い白黒映画によって、キングコングのイメージが定着したといっても過言ではありません。

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2011-02-14

←特撮は稚拙だけど、独特の味わいがあって私は好きです(笑)

その後は、アニメや日本映画への出演(ライセンスを取得して作られているので、案外きちんとしています)などもあって、沢山のキングコング映画が作られています。

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東宝

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←冗談にしか見えない…でも、今後の展開を考えると要チェックかも。

実写版に絞っていくつか紹介すると、1976年の「キングコング」では、美女アンをオスカー女優のジェシカ・ラングが演じています。こちらでは世界貿易センター(ツインタワー)によじ登るコングの雄姿が見られます。映画の出来はいまひとつながら、美女アンが単なる絶叫ヒロインではなく、コングの優しさに気付いてコングと心を通わせるという設定は新鮮でした。

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ジェネオン・ユニバーサル

2012-04-13

←ツインタワーが映っているので、9.11同時多発テロのことを考えてしまいます。

その後のコングで目を引くのは、2005年のピーター・ジャクソン監督による「キング・コング」でしょう。こちらは1933年のオリジナル版を強くリスペクトする内容で、ストーリーもかなり共通しています。美女アン役はナオミ・ワッツ。ジャクソン監督得意のCGや特撮技術がふんだんに使用され、アカデミー賞では視覚効果賞をはじめ3部門を受賞しています。

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ジェネオン・ユニバーサル

2012-04-13

←気合の入った特撮とCGは必見

ちなみに、1933年版と2005年版のタイトルは、キングとコングの間に中黒の「・」が入って「キング・コング」という表記です。

そして今回の「キングコング 髑髏島の巨神」。お祭り騒ぎ感は何といってもこれが一番ですね。全編クライマックスというキャッチもあながちはずれではないですし(笑)。しかも、この映画がこれから続くシリーズへの入り口になっているということが見逃せない部分です。エンドロールの後に、重要なシークエンスがあるので、絶対に席をたたずに最後まで見てくださいね!


この記事は、映画ライター渡まち子氏のブログ「映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評」2017年3月30日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は公式Twitterより引用)。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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