眞子様ご婚約 心からの祝意とともに思った、もう一つのこと

2017年05月18日 06:00

5月16日夕方、秋篠宮家のご長女、眞子様のご婚約の一報が流れました。
本当におめでとうございます。

お相手や馴れ初めはテレビに任せますが個人的には最近では佳子様の写真集が出たりするなど何か囃し立てるようなことには違和感を覚えていましたのが、今回のご婚約は本当に喜ばしいなと思っています。

このニュースを聞いて「おめでたい」と思うこととあわせて私の頭の中にパッと浮かんだのは「女性宮家の議論をしっかりやらなければと」ということです。

眞子様はご結婚されるとどうなられるかについては皇室典範に書いてあります。

皇室典範 第十二条
皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる。

すなわちまたご皇族がお一人いらっしゃらなくなるわけです。
今上天皇陛下のお孫様世代で男性皇族は悠仁様だけで、皇太子殿下のお嬢様の愛子様、そして秋篠宮家次女の佳子様がご結婚されると、実に多くある皇室のご公務を担う方が全然いらっしゃらなくなる事態が予想されます。

「女性宮家」制度があれば、眞子様がご結婚された後に◯◯家という新たな宮家を創りご公務を担われることが可能になります。

女性宮家については実は過去にも議論され、平成17年の小泉純一郎政権時には有識者会議が女性宮家を容認する提言を行い、またその後の旧民主党・野田佳彦政権の時にも政府は女性宮家の制度について検討することを明らかにしました。
ところがその後、政権交代などもあって立ち消えになってしまっていますが、私は議論をしっかり行い女性宮家を設けていくべきと考えます。

しかし女性天皇あるいは女系天皇につながることへの懸念といった否定的な意見もあり、この点は動画『中田宏チャンネル』の憲法特集「第二条〔皇位の世襲〕」でも触れました。

日本国憲法 第二条〔皇位の世襲〕とは?〜中田宏と考える憲法シリーズ〜

間もなく国会に「天皇陛下の譲位に関する特別法」が提出されます。
法案の与野党の事前協議で民進党が女性宮家の創設を主張し附帯決議とすることに合意しましたが、与党・自民党などは消極的な姿勢です。

女性・女系天皇への懸念に対しては「一代宮家」という考え方もあります。
女性皇族がご結婚した場合にその方に限っての宮家というものです。
女性宮家を容認しないのであれば将来の皇室のご公務をどうするのか、ここは自民党や与党がしっかりと対案を示さなければなりません。


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2017年5月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
前衆議院議員、前横浜市長

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