女性の声が反映されやすい都議会への変化を

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日は地元行事に幹事長公務が立て込んだ日曜日でしたが、合間に赤羽駅前・十条駅前での街頭活動を行い、


(今日は本当に暑かった…!)

昼間は都民ファーストの会・板橋区の公認予定者である木下ふみこさんの事務所開きに伺いました。

木下さんはシングルマザーとして一人娘を育てながら、広告代理店に27年間勤務。その業務の中で内閣府の男女共同参画事業にも携わった、女性政策のエキスパートです。

木下ふみこ公式HP
http://www.k-fumiko.jp/

女性だから必ずしも何かが良い・悪いというわけではありませんが、今の東京都議会はまだまだ女性議員の意見が通りやすい環境ではなく、有権者の半数である女性たちの声が反映されているとは言い難い状況です。


(現在の都議会議員の人数と女性比率。木下さんの事務所開きでは、補選前の数値でスピーチをしてしまった…こちらが最新の状況です。)

女性議員の比率こそ126名中25名の約20%となっており、これは全国平均(約12%)をなんとか上回っている数値となっていますが、その大半は共産党(女性11名!)を中心とする野党議員です。

長きに渡り都議会を牛耳ってきた取り仕切ってきた都議会自民党にフォーカスすれば、女性議員は56名中たったの3名であり、その比率は約5%にまで落ち込みます。消費税以下!

このように当事者があまりにも少ない状況では、女性政策を推し進めるのは極めて難しいことになりますし、都議会がセクハラやじ問題を始めとする閉鎖的な古い「ムラ社会」であったことも納得です。

こうした閉鎖的な状況を打ち破るためにも、女性政策のエキスパートであり、ワーキングマザー当事者である木下さんには、ぜひ都議会の第一線で活躍していただきたいと思います。

そして板橋区からは、これまた都議会においては希少種である20代の若手、平慶羽さんも公認予定となっています。

 

平慶羽公式Twitter
https://twitter.com/tairakeishou

板橋区の皆さまは、ぜひとも都民ファーストの会の新鋭たち2名の活動・政策にご注目いただければ幸いです。

さらに夜は、上田令子都議(江戸川区選出)の都政報告会へ。

両角都議と私と合わせて、たったの3人で小池百合子知事を都議選前から支援していた「ファーストペンギン」の1人です。

しかし実は、その3人の中でもいち早く

「今回の知事選は、小池さんを応援するべきだ!」
「私はもう、決めたから!」

と飛び込んでいったのが、何を隠そう上田令子都議でした。まさに「ファーストペンギン・オブ・ファーストペンギン」と言えるでしょう。

都民ファーストの会の公認予定者は、女性比率が現在の都議会構成を上回る約3割となっていますが、貴重な女性議員の先輩として、新鋭たちを引っ張ってくれる存在です。

厳しい闘いを勝ち抜き、都議会でもうひと暴れもふた暴れもしていただかなくてはなりません。

江戸川区の皆さまはぜひ、上田令子都議の政策・活動にご注目くださいませ。

仲間たちに刺激をもらった週末でした。明日はまた朝の街頭活動からフルスロットルで負けじと頑張っていきます!

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年5月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。