アジアの経営者たちが興味を持つ日本の政治

松田 公太

東アジアの経営者たちが集まるカンファレンスがあり、私はパネルディスカッションの企画兼モデレーターとして参加致しました。

パネリストは自民党の河野前大臣と民進党の古川元大臣。
議論は安倍政権、憲法改正、少子高齢化、経済、そしてエネルギー政策と多岐に渡りましたが、お二人の話がとても面白く、最後はスタンディングオベーションで幕を閉じました。

政治の深い話を英語でこれほどしっかり(楽しく!)説明できる国会議員は他にいないのではないでしょうか。

パネルの前後に十数人の経営者たちと話をしましたが、みなさん今後の日本を注視しています。特に大変なスピードで進む少子化・高齢化、借金の額、原発の行く末に関して多くの質問を頂きました。中には「両親が政治家。放射性廃棄物の最終処分場で日本に協力したいと言っている」という方もいました。

いずれにせよ、このような問題に、多くの国が将来的に直面する課題のフロントランナーとして、日本は積極的に取り組んでいく必要があります。

大切なのは権力・圧力(+忖度)や金で解決するのではなく、常に日本としての誇りを持ってFaithfully(誠実) にEthically(倫理的)に進めていくことだと話させて頂きました。


編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、前参議院議員の松田公太氏のオフィシャルブログ 2017年5月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。