新華社で異例!訪日取材の学生の記事を配信

2017年06月01日 06:00

3月末から4月初めにかけ、汕頭大学新聞学院の学生6人を引率して九州を訪れ、環境保護取材をテーマに取材した。帰国後、学生が作成した動画についてはすでに一部が公表されたことを報告したが、本日、携帯アプリ「微信」(We Chat ウィー・チャット)で新華社が有する公式アカウントを通じ、計4本の原稿が公表された。次号の新華社発行の時事週刊誌『瞭望東方週刊』にもまとめて掲載される。

大学生の署名記事が、最大通信社を通じて流れるのは極めてまれなことで、学生たちは興奮の一日を過ごした。

5本は、

北九州の公害において母親たちが果たした役割から、環境保護教育における母親の存在までを描いた林家怡(ジャーナリズム専攻3年)

人間と自然の共生をテーマに、熊本県小国町で地熱料理研に取り組む山口玲子氏を取材した李芹(同)

福岡家桂川町で家族とともに、合鴨による無農薬農法に取り組む古野隆雄氏が語る「縁農」を探求した夏燕南(同)

北九州で食品廃棄物の循環サービスに挑む「楽しい株式会社」と、中国との共同プロジェクトを紹介した陸軼凡(国際メディア専攻3年)

の作品である。時間をみて、それぞれの日本語訳を発表したい。福岡、北九州を中心に、多くの関係者の方々に重ねて御礼申し上げたい。

大学のサイトにも、今回の日本取材を紹介するページが出来上がった。

学生たちの成果が少しずつ形になっていくのを見るのは、とてもうれしい。自分で記事を書くよりも骨が折れる分、喜びも大きいし、報道というよりも教育、国際交流という新たな側面から記事を作成することに、まったく異なる意義を見出している。学生たちに忘れがたい経験を残せてあげられたことが、何よりもの喜びであり、この上ない達成感を感じている。

先日、端午節には取材チーム「新緑」のメンバーで打ち上げをした。彼女たちの食べ物のリクエストは、地元・汕頭名物の牛肉鍋だった。日本のしゃぶしゃぶと同じ食べ方だが、肉の部位が多種多様で、生肉をその場で切るから新鮮だ。出し方もしゃぶしゃぶのような一枚一枚ではなく、一切れ一切れぐらいの感じだ。牛肉団子も弾性があって歯ごたえが良い、すでに中国各地に広まっており、いずれ日本にも上陸するだろう。


編集部より:この記事は、汕頭大学新聞学院教授・加藤隆則氏(元読売新聞中国総局長)のブログ「独立記者の挑戦 中国でメディアを語る」2017年5月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、加藤氏のブログをご覧ください。

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加藤 隆則
汕頭大学新聞学院教授、元読売新聞中国総局長

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