豊洲市場職員の涙ぐましい苦労を知って欲しい

川松 真一朗

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

本当に決断するのか?

さて、小池都知事が市場問題について、ようやく決断されるという報道が出ています。ここでのポイントは単に「築地か豊洲か」という二者択一の課題ではありません。

豊洲の場合は日時も決めて頂きたい。

もし、「豊洲」の場合はいつ開場するかという日時まで発表して頂きたいと強く思っています。本来であれば、昨年の11月に開場するという事で市場関係者も合意に至っていた案件です。合意形成まで責任をもって東京都は作業を進めなければなりません。知事が豊洲という選択をされるのであれば、合意形成に向けて私は共に汗を流します。実際に日時が区切られなければ、前に進みません。

維持管理費が膨らまない努力

そこで、今、豊洲市場は電気代や警備代など維持管理費が1日500万円かかります。面積でいうと43ヘクタールですから、それは広いわけです。この維持管理費がかさばらないようにする為に、既に豊洲市場で配置されている職員の皆さんは自分達で出来る事は自分達でやろうと豊洲市場内の管理でお金がかからないように努力をされている話が届きました。

職員一丸となった草むしり

おそらく、色々あるのだろうと思いますが、最近聞いた話を記します。豊洲市場内は「豊洲市場の特徴」という公式ウェブサイトにもあるように敷地内緑化・屋上緑化が12ヘクタールにわたり広がっています。そこの草むしりが職員によって行われているという話が私の所に届いているのです。数は決して多くない豊洲市場の職員が力を合わせて草むしりをしたのです。

「豊洲か築地か」という二者択一は決して単純に「右か左か」を選ぶ話ではないという事を強く語っておきます。環状2号線が間に合わない事で、五輪大会時の輸送計画も混乱している状況も併せて記しておきます。


編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2017年6月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。