加計学園問題から見えるテレビとネットの全面戦争 --- 和田 行裕

2017年07月18日 06:00

YouTubeでは朝日新聞などが積極的に報じなかった加戸氏の証言が大反響(YouTube:編集部)

新聞、テレビの中で左派系の報道が多いメディアだけでなく、ほぼ全てのメディアで加計学園の獣医学部新設問題に対して政権を批判していることに驚いた。

比較的に報道には偏りがないと思っていたニュース番組ですら、獣医学部がある大学に結果ありきのアンケートを取り、「加計学園の獣医学部の新設には反発の声が大きいようです。」などと政権に対して批判的な報道をしている。

今回の加計学園問題に関しては左派メディアだけでなくどのメディアも安倍政権を批判しているため、多くの国民は「本当に安倍内閣はまずいのではないか」と思いはじめ、それが支持率低下に繋がっている。ネットではテレビは信じないとの声も多くあるが、しかし国民全体から考えると今だにテレビのアナウンス効果は絶大であり、ネットの力はまだまだそれには遠く及ばない。

今までの構図とは大きく異なっていることにまだ多くの人は気付かず、今まで信じてきたメディアを今回の加計学園問題に関する報道でもそのまま信じた結果、安倍内閣への支持率にかつてない影響を及ぼしている。

かたやネットで情報を収集できる人たちは既に問題の経緯、文書の流出経路、文書に何が書かれているかなど加計学園問題の本質にかなり近いところまで知ることができている。

さらに7月10日に行われた前川前次官の国会招致にて自民党平井卓也議員が「文書の流出元は前川さんではないですよね?」との趣旨の質問に前川氏は「文書の提供者は答えられない」と質問に沿わない答弁で誤魔化しており、ほぼ前川氏自らが流出させたことは明らかである。しかし、漢字の読み間違いなど到底有意義とは思えない国会質疑は報道するテレビは全くこのことを報じていない。

加計学園の問題に対して言えば、構図は「右派vs左派」ではなく、「構造改革派vs既得権益」である。

テレビ、新聞をはじめ、既得権益に守られた多くの関係者は安倍政権が日本全国の岩盤規制を破壊しようとしていることに今までにない大きな危機感を覚えている。

それゆえ加計学園問題に関しては、テレビでは左も右も皆一緒くたになって安倍政権を批判している。

この構図において真実の情報を伝えられるのは、もはやネットメディアしか残っていない。

どれだけ多くの人がこの構図に気付けるか、それはネットの力を信じ、発信し続けることにかかっているのではないか。

改めて現在日本に存在する既得権益の根深さと一刻も早い岩盤規制の撤廃の必要性を感じさせられた。

和田 行裕
クラウドエンジニアの24歳。日本維新の会党員

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