所属議員の自由な発信を統制しようとしても所詮は無理

2017年08月25日 06:00

AbemaTVより(編集部)

都民ファ、SNSなど発言制限…議員から不満も : 読売新聞

マスコミもしばしば間違った情報発信をしてしまうことがあるから、新聞で読んだからと言って鵜呑みにはしない方がいいと思っているのだが、野田数代表の都民ファーストという組織はかつての小沢代表当時の民主党よりも閉塞的な色彩が濃厚になっているようである。

まだ、みんな独り立ちさせられない、しっかりコントロールしておかないと何をやり出すかも知れない、箸の上げ下ろしから、頭の下げ方、口の利き方、マスコミとの応答の仕方まで事細かく指導しておかないと危ないぞ、とでも思っているのだろうか。

まあ、中にはまだ一人前とは言えない人もいるのだろうが、皆さん、それぞれに選考試験に合格し、選挙で有権者から選ばれた都議会議員だから、いつまでも子ども扱い、未熟者扱いをするのは相手にとって大変に失礼なことだと思う。

一般社会常識を弁えない危なっかしい議員が中にはいるのかも知れないが、過保護はよくない。
精々が本人に対してアドバイス出来るような仕組みを作るに留めておいて、絶対に所属議員の発言や発信をコントロールするような愚かしいことは止めておくべきである。

統制しようとすると、必ず造反が起きる。
組織としてのガバナンスを維持することは大事だが、所属議員を執行部の思いのままに統御できるなどと思わないことである。

今朝の新聞の記事が正しいかどうかは分からないが、この記事で都民ファーストという組織に何か大きな瑕があるような印象が残ってしまったのは、小池さんにとっても大変なマイナスだろう。

都民ファースト、ちょっと変だぞ、ぐらいなことは言っておいた方がいいかも知れない。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年8月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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