共働き×子どもの体調不良+政治家=デスロード

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

まもなく生後10ヶ月に差し掛かる次女。生後半年くらいまでに比べて体調を崩す頻度が減ってきて、手がかからなくなってきて助かるなーなんて思っていた矢先…

日曜日の夜から発熱し、今週はずっと体調がグズついています。この数字は初めてみた…病院に行ったところ、普通の風邪のようでしたが。。

RSウイルスで◯日間登園禁止!という場合でしたら、腹をくくって病児保育のシッターさんを手配するんですけど、

「明日には熱が下がって保育園いけるかも…?」

という今回のような場合、かなり難しい対応を迫られます。夜~早朝は熱が下がっているのに、家を出ようとする直前に発熱したりするんですよね…。

議会が閉会したこともあり、予定をやりくりして本日は私が在宅勤務で一緒にいたのですが、少し育児のことをつぶやいていたらこれがもう言われたい放題

 

さすが、イケダハヤト氏と並んで「Twitter界の生けるガソリン」と言われる私だけありますね?!

いやはやしかし、ベビーシッターを雇って仕事に行けば

「庶民はシッターなんて雇えません。議員はいい身分ですね」
「病気の子どもを置いて仕事にいくなんて、人でなしだ!」

と罵られ、予定を調整して看病をすれば

「税金で食ってるんだから仕事しろよ」
「育児で休むとか、自覚が足りない」

と言われ、無理して子ども連れ歩いて仕事に行けば

「子どもの政治利用!」
「イクメンアピールうざい」

と批判される四面楚歌っぷり!!まあ、いいんですけど。。

政策的に見ると、子どもの体調は変化しやすく、極めて予測しづらいのが病児保育対策の難点です。

柔軟かつスピーディーに対応できる行政施策が求められる一方、定期的な利用やニーズが見込めない中では維持費も高騰するわけで、行政が病児保育対応をする仕組みそのものを保持することは容易ではありません。

こうした状況に対応するため、病児保育のパイオニアであるフローレンスさんでは、保険に近い仕組みが採用されています。

子どもが病気にならず利用しなくても、登録者は常に一定の料金を支払い、子どもが病気になったら利用できるというシステムです。

このような仕組みでうまく回っている民間事業者と提携しながら、「保育バウチャー」形式で利用者を支援していくのが、行政として打てるもっとも効果的な手かなと思います。

とはいえ、現在は病児保育に対応している事業者やシッター自体が希少であり、フローレンスさんも「入会待ち」になっている状態です。

病児保育という分野に乗り出す事業者そのものをより一層支援する仕組みも、合わせて検討する必要があるかもしれませんね。

元気に登園している時の次女。最近、とみに男の子に間違われますが、たしかにこれは、服の色合いも含めてなんか男子っぽい気がする…。

また体調が回復したらなったら、可愛いお洋服を着せて登園させてあげたいところです^^

それでは、また明日

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年9月7日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。