豊田真由子の不出馬が安倍政権を救う?

2017年09月27日 11:30

フジテレビ「Mr.サンデー」より:編集部

公明党の長沢広明復興副大臣= 参議院議員比例代表=が議員宿舎に知人女性を宿泊させたとして、議員と副大臣を辞職することにした。不倫なのかどうか詳しい情報がないが、公明党らしいけじめの付け方だ。

お騒がせ議員のうち、山尾志桜里は離党したものの強行立候補で、しかも、民進党は対抗馬を立てず実質支援に等しい。

豊田真由子はいまのところ立候補するといっているが、最終的にはしないとみる。資金的に余裕があるとも思えないし、それ以上に、配偶者が国土交通省の建築系技官で霞ヶ関の中堅幹部だから、政権を困らせる形での強行立候補は考えにくい。

問題は、いかにこれを山尾氏のいじましさと対比できるような格好をつけられるかだろう。それに成功すれば、自民党とすればイメージアップにつながる。できれば、解散の前に辞職したら値打ちは大きい。

豊田氏は、その経歴を見る限り、同じ東京大学法学部のOBとしてはワンランクもツーランクも質が高いし、国際経験もあるのだから、反省をしっかりすれば、這い上がってくることも可能なはずだ。

今井絵理子氏については、本人は不倫でないし、相手になかば騙されていたところもあるかもしれないので罪は軽いのだが、本人も人寄せパンダとしてのお呼びもかからないだろうし、円満に辞職したら、これもまた、活躍の場はみつかるだろう。

そういうけじめをしっかりつけることで、山尾氏に甘い民進党、かつて新幹線不倫でけじめをつけなかった細野氏の希望に打撃をあたえることができるはずだ。

日本社会は、やはり潔い責任の取り方をいちどすることを評価する社会だと思う。

逆に、民進党は山尾氏への実質支援ととられることはよしたほうがよい。また、希望の党に参画した細野氏は今回は縁の下の力持ちに徹するべきだ。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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