株価がバブル崩壊後の最高値!でも来夏はどうなってる?

2017年11月15日 11:30

株価が上がっています。

東京証券取引所の日経平均株価はバブル崩壊後の最高値になりました。
14日午前は2万2441円24銭で2万5000円まであと一歩まで来ています。
「株価が上がっている=景気は良くなっている」
と聞こえるニュースが多いですがしかし過去に本ブログで書いたとおり「株価は半年から1年先を先取りしている」と言われますから今、実感がないのはそのとおりでしょう。

西暦末尾「7」年はアンラッキー?これからの株価に注目です
http://nakada.net/blog/11000

9月、10月、11月と急騰しましたが、メディアでは
「企業業績が好調」
と報じられています。
実際、海運・石油・証券・不動産・ゴム製品・電気・機械・鉄鋼などの業種の値上がりは企業業績に裏付けられていますが、ただ
「今回はどうも様子が違う」
と、あるプロの方に聞きました。
そのプロ曰く
「”値がさ株”が押し上げている・引っ張っている」
ということです。

”値がさ株”とは例えば、東京エレクトロン・オリエンタルランド・ファナック・、SCREENsホールディングス・ファーストリテイリング・任天堂・キーエンスといった銘柄です。
具体的に9月初めから見てみますと、

ファーストリテイリング 3万1000円台 4万円近く
ファナック 2万1000円台 2万7500円台
東京エレクトロン 1万5000円 2万4000円

と2〜3割、上がっています。

同じ時期に日経平均株価は1万9500円台からから14日前場の2万2441円まで約15%値上がっています。
これはこうした”値がさ株”がどんどん値上がることによって全体が引っ張り上げていると考えられます。
300円台の株の取引よりも6万円の方が株式市場へのインパクトが200倍違うということもあります。

株価が上がっても実感がないのは本来は値が「先取り」だからですが、今回の上昇・急騰は件のプロによると
「株を持っている人にも実感がない」
とのことでした。
「”値がさ株”は値段が高いので機関投資家などは持っているけれども個人で持っている人は少数だから」
ということです。

株の指標に「PBR(Price Book-value Ratio。株価純資産倍率)」があります。
仮に今、会社を解散して清算した場合の純資産に対しての株価の指標ですが、値がさ株は純資産の3倍〜5倍の株価とかなり高額といえます。

半年から1年後を先取りすると言われる株価、今回の”値がさ株”がどうなってるか、そして日経平均はどうなっているでしょうか?


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2017年11月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
前衆議院議員、前横浜市長

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