希望の党の代表就任にあたって

2017年11月16日 06:00

希望の党の代表に就任しました。

「新しい歴史を切り開く。」

今、政治家に求められているのは、この気概と信念だと思います。

2020年代には、現役世代2人で1人のお年寄りを支える高齢社会となります。認知症を患う方は700万人。しかも人生100年時代を迎えます。

2020年代には、女性の過半数が50歳以上となり、団塊ジュニアの世代が50歳台を迎えます。赤ちゃんの出生数は200万人から100万人に減少しました。その中で、保育園の待機児童と質の高い教育の保障が社会全体の課題になっています。

2020年代には、中国経済は日本の3倍の規模となり、米国経済を追い抜きます。北朝鮮は核を搭載できるミサイルの発射を繰り返し、国際社会に対する無法な挑発を続けています。ミサイルの射程にある日本列島には54基もの原発が立地しています。

国の債務残高は1000兆円を超えてGDP比200%となり、しかも国債発行額の4割を日銀が保有しています。ところが、国の財政の中長期試算は2023年度以降の見通しが今も示されていません。

いずれも、既成の思考の枠組みでは対処できない、新しい思考を必要とする、未来のわが国が直面する課題にほかなりません。先の大戦から70年、冷戦終結から30年、「新しい歴史」がはじまろうとしています。

私達は、「未来先取り政党」として、わが国の将来を見通しながら、今、必要な改革を、大胆に提案していきます。

本質的な課題を先送りし、未来へのビジョンを示せないまま、その場しのぎの対応を続けてきたわが国。1700兆円の個人金融資産があっても使えないという、未来への不透明感と不安でいっぱいの国になってしまいました。株価が上がって豊かなはずのわが国で、苦しみ、希望を失っている人がいます、地域があります。それを変えるのは、未来を担う、新しい政党の使命と責任です。

今のまま立ちつくしていては、衰退が待っているだけです。過去への後戻りなど論外です。前を向いて、何者にもとらわれず、果敢に挑戦する。そして、失敗をおそれない。思えば、私が小池知事から受け継いだのは、このチャレンジスピリットだと思います。

不可能とは、変化させなければならないという力で世界を切り開くよりも、与えられた世界に安住しようとする、小心者の言葉だ。
不可能とは、現状に甘んじるための言い訳でしかない。
不可能とは、事実ではない。思い込みだ。
不可能とは、宣言するものではない。挑戦するものだ。
不可能とは、可能性だ。
不可能とは、一時のものだ。
不可能など、何もない。
―モハメド・アリ

今までの政治にかわる新しいモデルを提示し、やがて政権を担う中核の政党をつくりあげる。誰もが「必要だ」と考えるが、しかし「現状では不可能に近い」と誰もが思っているかもしれない、その「不可能への挑戦」を、私は始めます。

そして幸いにも、わが党には思い切って挑戦をできる素晴らしい仲間が集まりました。
私は、わが党の未来に楽観的です。

さあ、爽やかに、楽しく、元気よく、やろうではありませんか。
開かれた政党をつくっていきます。
どうか、よろしくお願いします。

平成29年11月15日
希望の党代表 玉木雄一郎


編集部より:この記事は、希望の党代表、衆議院議員・玉木雄一郎氏(香川2区)の公式ブログ 2017年11月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はたまき雄一郎ブログをご覧ください。

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玉木 雄一郎
衆議院議員(香川2区、希望の党)

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