大相撲暴行問題の処理には司直の手を借りる必要がある

2017年11月19日 06:00

貴乃花親方(Wikipedia:編集部)

相撲の世界は、どうやら暴力体質や隠蔽体質が蔓延っているようである。

部外者の私たちには真相が分からないが、どうも関係者の皆さんが口裏合わせをしているようで、誰が本当のことを言っているのか分かり難くなっている。

不祥事は内々で済ませたくなるのは、どこの世界でも人情だろうと思うが、刑事事件になるような暴行事件が大勢の目の前で行われた時に、みんなが口を噤んだり、口裏わせなどをしてしまうと、結果的に暴力行為をみんなが容認してしまったことになり、角界が無法地帯、正義が行われない世界になってしまう。

この際、事件の調査はすべて司直の手に委ねることにする、というのは至極当然の結論である。

隠蔽体質が濃厚な角界の空気を一変させるためには、貴乃花親方のような、簡単には相撲協会の言いなりにならない愚直な存在がどうしても必要になる、と思っている。

貴乃花親方の一連の言動に不審の念を抱いているマスコミ関係者も相当いるようだが、どうも真相隠しに加担しているような印象がある。

まあ、こういう事件については、司直の判断が出されるまで憶測で記事を書き連ねるようなことは止めた方がいいだろう。

嘘吐きは誰だ、などと、本筋を外れて、今は嘘吐きを探すような話になっているのが少々残念である。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年11月18日の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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