受験生に最も必要なものは“捨てる勇気”

2017年12月11日 06:00

年明けの中学入試や大学入試センター試験などを控え、緊張感を抱いている受験生や親御さんがおられると思います。

中には、年内と年明けを区別し、比較的余裕を持っている人もいることでしょう。

気持ちの持ちような各人各様なので、緊張感がなくとも気にすることはありません。

緊張しすぎると、本試験まで心身が持たなくなることもありますから(笑)

直前期の受験生にとってもっとも重要なことは、”捨てる勇気”だと私は思っています。

これは拙著「最強の勉強法」でも書きましたが、受験日までの日数に1日に勉強できる時間をかけて「処分可能時間」を計算してみましょう。次にやるべき課題をこなす時間数、つまり「必要時間」を計算してみましょう。

ほとんどの人が「処分可能時間」があまりに少ないことに愕然とするはずです。

それがわかっただけでも”しめたもの”です(本当です!)。

「泣いて馬謖を斬る」じゃありませんが、優先順位の低い課題をどんどん捨てていきましょう。

そして、捨てずに残った優先順位の高い課題を着実にこなしていくために、余裕を持ったスケジュールを作成しましょう。

スケジュールをぎっしり詰めると、突発的な出来事が起きた時や風邪を引いた時に対処できなくなります。

「こんなに余裕があっていいのだろうか?」と思うくらいでちょうどいいのです。

スケジュールをこなす上で時間が余ったら、プラスアルファができるので精神的にも余裕と自信が生まれます。

受験する試験によって優先順位は異なりますが、絶対に外してはならないのは過去問です。

いまだに、「過去に出題された問題は出題されないから過去問をやっても無駄」と言う人がいますが、それは大間違い。

とりわけ中学受験では、過去問には学校からのメッセージが込められています。

「こういう受験生に入ってきてほしい」という。メッセージが読み取れるまで、二度三度解いてもかまわないと思います。

心身に気をつけて、規則正しい生活をすることも大切でしょう。

とりわけ昨今は布団から出るのが辛くなってきました。

気持ちよさそうに眠っているわが子の布団を剥ぎ取って叩き起こすのも…長い目で見れば親心であります。

合否は時の運です。

運に恵まれなかったとしても、最善を尽くせば必ず見返りは必ずやってきます。

慌てず騒がず、一日一日を大切に使って下さいね。

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荘司雅彦
講談社
2014-02-14

編集部より:このブログは弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2017年12月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログをご覧ください。

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