高須院長怒る!マスコミが報じない中国チベット殺戮

2017年12月22日 11:30

12/17日放送の読売テレビ・日本テレビ系『そこまで言って委員会NP』に出演しましたが、「YES高須クリニック!」でお馴染みの高須克弥先生が”チベット自治区の人権蹂躙を報じないマスコミ”に怒りをぶつけました。

“人権蹂躙”という表現では軽過ぎで実際は高須先生が話したように
「ジェノサイド(集団殺戮、genocide)」
です。

1949年に中華人民共和国(中国)が成立した後、人民解放軍がチベットに送り込まれ、やがて中国に併合されました。
当初、アメリカやイギリスは相当に問題意識を持ったようですが、韓国と北朝鮮による朝鮮戦争(1950〜1953年(休戦中))勃発などもあって放っておかれてしまいました。
マスコミや外国人などが全く赴けない状態となり現状がなかなか伝わってきませんでした。

それでもチベットでの「焼身自殺」が少しは報じられましたが、実は一連の自殺は平成21(2009)年ころからであまり古い話ではありません。
平成20(2008)年に北京オリンピックが開催されることになったためその数年前から中国当局が少しずつ外国メディアの報道規制を緩和し取材できるようになり、チベットの悲惨な状況が世界に伝わっていきました。
しかしオリンピック後にはまた中国がチベットを封じ込むため宗教行事を全て禁止したこと等から抗議する焼身自殺者が出たのです。

今、中国側は
「チベットは中国の一部の自治区である」
と主張しています。
しかしもともとチベットはチベット仏教や独自の伝統文化がある独立国でした。
しかし併合された1950年代以降、一説では120万人が殺されたとも言われます、世界は中国に抗議していません。

「焼身」と聞くだけで大変に痛ましいですが、チベット人にとっては「集団の武力行為ではなく宗教民族として平和裡の抗議」ということになのかもしれません。

しかし中国は逆にこうした自殺者を
「テロリスト的で洗脳された精神異常者」
と世界に喧伝しています。

またチベットの現状を伝えたりエールを送っている高須先生も中国関係から
「高須クリニックは“ナチス”クリニック」
と中傷を浴びているそうです。

1950年以前には2500あったチベット仏教寺院は今では70に激減し、自給自足で平和的な遊牧民生活が今や国営住宅に無理やり押し詰められ、さらにチベット語は禁止で北京語を強要されるなど文化的に抹殺されている現状を日本のマスコミはなぜか全く一切、報じません。


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2017年12月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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