「民発」から国家や既存権威を変えていく

2018年01月24日 11:30

権威が持っている道具とかパワーの「民主化」という、大きいものの特権が解体され、民にそのケイパビリティーが移っていく、という考え方よりも、民発、みたいな逆からの力学で権威も民から出発した新しい道具を使わざるを得ない、という整理の方がすっきりくる感じ。クラウドファンディングも、ICOとかも。

CAMPFIREの掲げる「資金集めの民主化」という言葉も、従来の金融機関といった権威を解体して民主化すると言う話ではなく、クラウドファンディング“的”な思想やサービスが、民発でうまれ、浸透し、結果的に、国家や既存権威が変わらざるを得なくなる、なんてところを目指したい。

フィンテックなんて言われるが、金融領域だけで起きてることではなくて、音楽や出版、いろんな領域で起き始めていることなんだと思う。既存の大手や権威と真っ向から戦ってもしようがない。僕らは巨象が気づかないうちに、身動きが取れない間に、ゲリラ戦で狭く深く穴を掘る、蟻でなければならない。

‪僕らが手にするべきは「新しい“道具”」であることが大事。権力が解体されるんじゃなくて、道具が広がって、それで権力のスタイルや振る舞いが変わればそれでいいんだ、っていうこと。結局、民が権力を欲しがっちゃダメなんですよね。それだと権力取り合いゲームにしかならない。‬

でも確かに今、特にIT界隈の人が政府・官僚に感じてる不満ってこれなんですよね。具体的な思想がどうとか政策がどうとかじゃなくて、単に「やり方(道具)が古い」っていう。まあでもそういう特性は権力そのものに付随しているから、それを民発で道具提供していく。


編集部より;このエントリーは、株式会社CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏のブログ 2018年1月23日のエントリーを転載しました(タイトル改稿)。オリジナル記事をお読みになりたい方は、「Ieiri.net」をご覧ください。

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家入 一真
起業家、株式会社CAMPFIRE代表取締役社長

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