本は雑貨、グッズだという暴論をちょっとだけ理解してしまった


最新作『社畜上等!』(晶文社)が売れているらしい・・・。売り切れ店続出だとか。紀伊國屋書店の新宿本店では「社会・ビジネス書」カテゴリで週間4位。嬉しいな。ぶっちゃけ、初版の部数はデビュー作と同じくらいで、しかもこれ以降、正式に通っている企画がゼロで、そろそろ潮時かと思っていたのだが。

発売日が二転三転し、告知も遅れ。積極的に告知していないのに売れているというのは嬉しい。

社畜上等!
常見陽平
晶文社
2018-02-02


早くも電子版が登場。2月2日に配信開始である。紙の本よりも300円安い。

しかし・・・。

紙の方を買って欲しいのだなあ。

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なんせ、寄藤文平さんによる装丁がよすぎで。もう、見ているだけで惚れ惚れする感じ。「社畜上等!」という過激な言葉が、優しいメッセージに思えてくるのが不思議だ。いや、実際、優しい本なのだけど。

数年前に「本はそのうち雑貨になる」みたいな記事がTLに流れてきて。さらには知人から「AKBの握手券、バカにできないですよ。そのうち本は握手券がわりになりますよ」みたいなことを言われ。さらには本とはグッズである論みたいな話も聞いたような気がし。

それぞれ「?」と首を傾げたが、今ならわかるような気がする。これは持っていてかっこいい本ですよ。

3年かかったんだよね、本編は。いや、単に私の筆が遅かったのだけど。深くなっている。

というわけで、装丁も含めて自信作なので、手にとってくださいな。