GODIVAの義理チョコ批判は恥だが役に立つ

2018年02月03日 19:30
フォレスト・ガンプ 一期一会 [Blu-ray]
トム・ハンクス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2012-09-14


『フォレストガンプ』が好きだ。この映画を初めて見てから22年か。

Life is like a box of chocolates.You never know what you’re gonna get until you open it up.
というセリフも心に残っている。

私はチョコレートが大好きな人材だ。しかし、チョコレートと聞いてワクワクしない人もいることだろう。バレンタインデーで面白くない想いをした人たちだ。チョコレートがもらえず劣等感を感じたものもそうだが、義理チョコを渡すのに疲れてしまった人もそうだ。


GODIVAの義理チョコはやめようという趣旨の意見広告が話題を呼んでいる。いや、数日前の話題なのだけど、最近、ますます筆が遅くなり、かつ、本当に忙しく、コメントする時間がなかった。

この手のことに私は常に偽善的な臭いを感じてしまう。同社はここ数年、義理チョコにぴったりなラインナップも用意しており。むしろ、義理チョコニーズを拾ってきたのではないか。

もっとも、こういうブーメランを覚悟しての主張なのだろう。業界を良くしようという問題提起だとしたら、理解できる。いや、チョコは本命チョコにして、その分、GODIVAに注ぎましょうという意図が見え隠れするが。

バレンタインデーは、義理チョコ、友チョコなどシーンを広げつつ拡大してきた。ニーズの創造ともいえる。これは、成長なのか、膨張なのか。

正規と非正規の賃金格差などがある中、義理チョコは大変な負担ではある。意味のないチョコ、惰性のチョコへの警鐘だとしたら、理解できる。

チョコレートは、まるで人生のように甘く苦く味わい深い。そのチョコレートで傷つく人のいない社会をつくりたい。さて、GODIVAの警鐘は届くのか。


最新作ではこういう職場の理不尽についても立ち向かい方を描いているので、よろしくね。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年2月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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