悲報:日本の美しいアレが終了かも。皆さん知ってます?

2018年02月16日 11:30

1月14日に日本のEEZ(排他的経済水域)でタンカーが沈没したニュース、ご存じでしょうか?
海洋汚染が心配なことをご存じでしょうか?

大きく報道されていませんが、事故は上海沖(東シナ海)で発生しました。
イランの海運会社が所有するパナマ船籍のタンカー「Sanchi(サンチ)」と香港籍の貨物船が衝突して爆発・炎上、タンカーは漂流後に日本の排他的経済水域(EEZ、Exclusive Economic Zone)で沈没しました。

この事故によりイラン人など乗組員約30人の死亡が発表されていますが、海洋汚染も心配です。
タンカーが運んでいた積荷は大量のコンデンセート(超軽量原油)約100万バレル(13.6万トン)、さらに燃料A重油1200トンとC重油約2000トンも海へ流出しています。

2月3日にイギリスの大学と日本の国立海洋学センターが発表したシミュレーションによると、流出油は水没から30日以内に沖縄や鹿児島の南西諸島周辺海域に拡大し、その後は黒潮で運ばれて関東から東北沖に達する可能性があるそうで、実際すでに鹿児島県の宝島などで重油と思われる油状のものが漂着しているという報道もあります。

科学者によればコンデンセートは揮発性油で水よりも軽いため海水上に浮き海面で拡散しながら大気に蒸発していくと考えられ短期的にはともかく中長期的には海洋汚染の心配は少ないのではないかという見解もあるようですが、いずれにしても今回はコンデンセート流出事故としては世界最大級で、実際にどのような影響があるかはわからないのが現状です。

ネット上では
「日本の海は終わった」
といった書き込みもあるようですが、汚染の程度はわからないにしてもなぜきちんと報じられないのかも問題です。

尖閣諸島問題なども一義的に担当する海上保安庁は漂着物の調査や回収作業を行っているようなので積極的に情報発信して国民の理解を得ることが重要ですし、マスコミはきちんと報じるべきで仮に情報が少ないのであれば積極的な公開を求めるべきでしょう。


編集部より:この記事は、前横浜市長、前衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年2月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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