東日本大震災から7年:小さなことでも大切なことは継続する

東日本大震災から7年。

当時の記憶を辿るだけで胸が締め付けられるような思いになります。
被災者の方々の苦しみや悲しみは想像を絶するものだったに違いありません。

しかし、前に前にと進んでいるのが東北を訪問するたびに感じ取られます。
また、この時期には自治体のサイト等を見て情報収集をするのですが、その中でも様々な進展を確認できて嬉しく思っています。

福島県ホームページの【福島復興ステーション 再生可能エネルギーの推進】というページには、「2040年頃には、県内エネルギー需要の100%相当量を再生可能エネルギーで生み出すことを目標に再生可能エネルギーの導入拡大を進める」と力強く記されています。

県民が力を合わせれば絶対に可能だと思いますし、私も国会議員として成し遂げられなかったエネルギーヴェンデ(日本のエネルギー政策転換)を実現するために、数年前に設立した再生可能エネルギーの会社(まだ小粒ですが)を通じて、そのお手伝いをいつの日かさせて頂きたいと思っています。

そして今年もまた、自宅のマンションの階段を二十数階まで歩いて上りました(また、週末はどこに行ってもエレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使いました)。

小さなことですが、やり続けることによってこれからも大切なことを忘れないようにしたいと考えています。

愚か者
松田 公太
講談社
2016-01-15

編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、前参議院議員の松田公太氏のオフィシャルブログ 2018年3月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。