作ったものをまた壊す?!五輪に間に合わない環状二号線の「不都合な真実」

2018年04月08日 11:30

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

4月7日はMXテレビ「田村淳の訊きたい放題!」に出演させていただきました。

都政への注目度が低下し、なかなかTVメディアには取り上げられない中で、1時間たっぷり都政を取り扱ってもらえるのはありがたい限りです。

拙著「贖罪」も告知していただき、ありがとうございました!

オンエア前に鈴木奈々さんが「これ、なんて読むんですかー?!」と聞かれ、てっきり難しい漢字を使っているタイトルのことかと思ったら、

「小池…ひゃく、あい、こ??

そっちかーー!!(笑)

そして川松さんと私はガチで仲が悪いことがオンエア中に証明されました。

まずはTwitterの相互フォロー・DM交換から関係性を構築していきたいと思います。←

さて、番組打ち合わせやオンエアを通じて、築地市場跡地を通り開通する予定である「環状二号線」について、多くの都民の方が正確な現状を知らない(あるいは誤解している)ことがわかりました。

そこで本日は、ブログ愛読者にとっては繰り返しになる部分もありますが、環状二号線工事の現状について改めてまとめておきたいと思います。

上記は築地市場内からみた、完成途上の環状二号線です。

本来であれば築地市場が2016年11月に移転し、その跡地を地下トンネルという形で開通し、2020年東京五輪の主要輸送道路となるはずでした。

小池知事は「環状二号線は五輪までに開通させる」という旨を記者会見や議会で発言されていますし、なんだかんだで結局間に合うんでしょ?と思っている方も少なくないようです。

しかしながら、知事が「開通させる」としているものは、現計画とはかけ離れた「一時的な道路」でしかありません。

本来の環状二号線は、地下トンネルを通じて信号や交差点がなく晴海へとアクセスするものです。

しかしながら、片側二車線トンネルを含む予定であった本線の工事は到底間に合わず、地上部に道路を開通させるのみとなっています。

で、この「地上部道路」について

「開通する予定のトンネル・地上部の二種類のうち、地上部の方だけ先行開通させるのだ」

と思っている方が多いのですが、先行開通する「地上部道路」と本線はまったく関係がないものです。

もっと簡単に言いますと、小池知事が通す地上部道路はあくまで五輪のためだけに作る暫定道路で、五輪が終わった後は取り壊します

その後にまた、本来の予定だった本線を作り直すという工程になっています。

ザ・二度手間!ということになりますね…。

さらに付け加えますと、築地市場が閉場した後、豊洲市場へのアクセス向上のためにすぐ「暫定迂回道路」を通す予定となっています。

暫定迂回道路(地上部道路ができたら壊す)

地上部道路(五輪後、本線ができたら壊す)

ようやく本線開通

という、実に三度のスクラップ・アンド・ビルドをたどることになっているのです。

オンエアでも申し上げましたが、この環状二号線を巡る問題は小池都政の明確な失政の1つです。

都民ファーストの会に内部にいた時、早期の着工を何度も具申しましたが、説得しきれなかったのは私の力不足であり、誠に申し訳ないと言う他ありません。

そして先のブログでも申し上げたように、事業者の移転・立ち退きに遅れが出た場合、この行程にすら黄信号が灯る可能性があります。

現状からでも打てる手が都政で着実に行なわれるよう、想いを同じくする議員と力を合わせながら、引き続き議会から提言をして参ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年4月7日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。

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おときた 駿
東京都議会議員(北区選出)

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