拉致問題:失望しないために、日米・米朝会談に期待しない

2018年06月08日 06:00

4月(写真)に続くトランプ氏との首脳会談へ(首相官邸サイトより:編集部)

失望しないために、期待しないことにした。

期待して期待を裏切られた時の失望感の大きさを考えると、何も期待しないで多少の成果が挙がった時の喜びをじっくり味わった方が精神衛生上いい。

米朝会談の結果が分かるまでは何も言わない方がいいだろうと思っているが、拉致問題に関して北朝鮮側から何らかの前向きの返事が来る、という兆候は今のところまったくない。
拉致被害者の家族の方々の長年にわたる心痛等を慮れば、滅多なことは言えないのだが、私たちに出来ることは、出来るだけ拉致被害者の家族の皆さんの心に寄り添うことだけ。

安倍総理の明日のトランプ大統領との緊急会談も、具体的成果はまったく期待できないが、日本政府として拉致被害者の家族の方々の心に出来るだけ寄り添おうとしていますよ、というメッセージを発信するためのものだと思っている。

何しろ他に手がないのだから仕方がない。

一見無駄なことのように見えるが、これはこれでそれなりの意味がある。
拉致被害者のご家族の皆さんには、それなりのメッセージとして届くはずである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年6月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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