「ワークライフバランス」は、私には息が詰まる

「ワークライフバランス」という生き方を提唱している人がいます。残念ながら私はその考え方に対応できない人間のようです。

そもそも、ワークとライフという2つの概念が区別できない生活していますが、とても満足しています。仕事がプライベートであり、プライベートが仕事だったりする。2つの間に境界線は無いのです。

仕事とプライベートを分けると考え方は、これから古い考え方になっていくと思います。通勤電車に乗って、会社に行って仕事をし、夕方に仕事が終わると家に帰って仕事のことを忘れる。そんなライフスタイルは、これからは成り立たなくなるのです。

仕事自体が、自分のプライベートであり、仕事が趣味であり、生きがいになる。そんなライフスタイルの方が充実してるし、満足度も高いと思います。

私自身、仕事場とプライベートスペースを分けようと思ったことがありました。数年にわたり試行錯誤してきましたが、結局仕事をする場所とプライベートスペースをまとめたほうが自分のライフスタイルに合ってるという結論に達しました。プライベートのためのスペースを解約し、仕事場と1カ所にまとめることにしました。

これによって、仕事とプライベートの密接なコラボレーションが可能になると思っていますが、そこにはネガティブな感情はまったくありません。自分がやりたいことを突き詰めていったら自然に到達したワークとライフの混在する毎日です。

私はライフスタイルというのは、オンとオフが白黒はっきりしてるものでなく、グラデーションのように様々な色を見せるものだと思っています。遊びから仕事が生まれ、仕事で得た知識を遊びに使う。

オンとオフのメリハリつけるるのではなく、混在することで逆に常にハイテンションで楽しい。そんな方向性を目指していきたいと思います。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年6月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。