【おしらせ】アゴラ読書塾「丸山眞男と戦後日本の国体」

2018年06月14日 13:00

丸山眞男は戦後を代表する思想家で、今もリベラルの教祖的存在です。1950年代の講和条約をめぐる論争から安保条約改正に至るまで、彼は戦後民主主義を擁護し、知識人を代表して闘いましたが、60年代には論壇から姿を消しました。

しかし50年代に丸山などのリベラルが設定した「憲法擁護」や「安保反対」というアジェンダは、いまだに国会の争点です。かつて丸山が恐れたのは、治安維持法に代表される戦前の「国体」が復活することでしたが、今は表で非武装の平和憲法を掲げながら、裏では日米同盟で国を守る「戦後日本の国体」が定着してしまいました。

政治から撤退した丸山が研究したのは、日本人の精神構造でした。彼は古代から続く「古層」に、既成事実に屈服しやすい日本人の潜在意識を見出し、それを克服する近代的な主権者を確立する「永久革命」が日本の課題だと考えました。しかしその学問的成果はほとんど知られないまま、彼のつくった戦後日本の国体は今も政治を呪縛しています。

7月からのアゴラ読書塾では、池田信夫の新著『丸山眞男と戦後日本の国体』をテキストにして、戦後リベラルとは何だったのか、それはなぜ挫折したのか、そして戦後日本の国体の正体は何かを考えます。講義はすべてインターネット中継するので、全国の(あるいは海外の)みなさんも視聴でき、質問もできます。

講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)

テキスト:池田信夫『丸山眞男と戦後日本の国体』(白水社 7月刊)。受講者全員にお贈りします。

テーマ
序章 明治の国体に抗して
第1章 自然から作為へ
第2章 無責任の体系
第3章 平和憲法という国体
第4章 知識人の闘い
第5章 政治からの撤退
第6章 「原型」から「古層」へ
第7章 まつりごとの構造
第8章 武士のエートス
第9章 明治国家の思想
第10章 武士としての福沢諭吉
第11章 失われた主権者
終章 永久革命の終わり

開催日:2018年7月6日から毎週金曜日(全12回)
7月6日・13日・20日・27日
8月10日・17日・24日・31日
9月7日・14日・21日・28日

時間:19:00~20:30(手づくりの軽食つき)。2次会もあります。

場所Katanaオフィス渋谷(東京都渋谷区渋谷3-5-4 渋谷3丁目スクエアビル2階)会議室(渋谷駅 16c出口3分)

定員:20名(先着順で締め切ります)。インターネットによる視聴は無制限(Facebookで質問もできます)。

受講料
・3ヶ月12回分:6万円(消費税込み)
・4~6月のアゴラ読書塾から継続する受講者:5万円
・女性・学生・インターネット:3万円(ネット受講者も1回は会場で受講できます)

お申し込み方法専用フォームに必要事項をご記入いただき、フォーム記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。

主催:株式会社アゴラ研究所(写真は『丸山眞男への道案内』より)

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