がん闘病中でも翁長・沖縄知事は不見識だ

2018年06月29日 16:00

中身が酷いですね。

6月23日、沖縄県糸満市で沖縄県と県議会が主催する沖縄全戦没者追悼式が行われました。
これには沖縄県から翁長雄志知事、政府からは安倍晋三総理大臣をはじめとして閣僚が出席しました。

6月23日は、昭和20年1945年のその日に沖縄での激しい戦闘が終わった日で、沖縄県援護課の発表では日米両軍の兵士だけではなく一般県民9万4000人余りが亡くなり、この悲惨な歴史を胸に刻まなければなりませんし、心から哀悼の誠をささげます。

式典をテレビ生中継で見ていました。
翁長知事はかねてから膵臓がんを患って抗がん治療を続けていますので、日頃は帽子などの姿で、県議会などに出席していましたが、この日はそのままの姿でスピーチしていました。
大変に痛ましくも思いましたが、スピーチの声は張りのあるものでした。

ただネット上ではその容姿に誹謗中傷が数多く出て物議を呼んでいます。
「翁長」「中傷」などと検索するとさまざまなものが出てきて、SNSやネトウヨサイトで誹謗中傷があったようです。

当然、これらに批判も多く、すでにネット上では削除されたものもあります。
政策や考え方が違う=嫌い=中傷・ヘイトスピーチというのはいただけません。

さて、翁長氏の容姿ではなくそのスピーチの中身に着目をします。

生中継の映像をずっと見てていましたが何カ所かで「えっ」となる件がありました。

例えば米軍の普天間飛行場の移設について。
「アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、まったく容認できるものではありません。」
「「辺野古に新基地を造らせない」という私の決意」
云々と続きます。
これは越権行為も甚だしいと言わざるを得ません。
安全保障は国の専権事項で、自分の見解が違うからといって
「国の安保政策を認めない」
「基地を造らせない」というのは本当に不見識です。

最後には沖縄とアジアの関係について触れています。
「日本とアジアの架橋(かけはし)としての役割を担うことが期待されています。」
これにも本当に違和感を覚えます。
一体だれが期待をしているのか?
沖縄が「日本とアジアの架橋(かけはし)」とは、沖縄は日本の県ではないのでしょうか?

私は翁長氏の病状に心からお見舞いを申し上げます。
しかし、がん患者・闘病中、その身であったとしても、知事です。
知事である以上、これらの発言は極めて不見識です。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年6月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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