日本一早いビジネス書ランキング(2018上半期)を作成

2018年07月06日 06:00

PhotoACより

今年(2018上半期)も多くの献本をいただいた。今回は、日本一早いビジネス書(+実用書)ランキングを作成したので公開したい。ランキングの根拠としては、アゴラのアクセスや影響度、社会性などを勘案し筆者が作成したものである。独自ランキングになるが、ご理解をいただきたい。総献本数約200冊からの選りすぐりになる。

「世の中に埋もれている優れた本を発掘すること」を目的としているので、著名人でなくても、魅力的な作品であれば、可能な限り紹介している。掲載基準として「世に問いたいテーマが明確であること」を重視している。※本ランキングでは分類わけをしていない。

ランキング1位~10位

1位『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)
著者は実業家の本田健さん。小説仕立ての自己啓発本に仕上がっている。最高の未来は、自分で引くことができる。祖父の死から「偶然」がはじまり「運命」に導かれ帰結する著書最高傑作。本田健さんのメッセージを味わってもらいたい。

1位『いい緊張は能力を2倍にする』(文響社)
著者は精神科医の樺沢紫苑医師。緊張をコントロールし、パフォーマンスをあげる内容の書籍は多いが根本的な解決法が書かれていなかった。本書は緊張の正体を理解し、緊張をコントロールし、パフォーマンスをあげる方法が明示されている。

※1位は2作品とした。甲乙つけがたいため1位として紹介する。

3位『これはしない、あれはする』(サンマーク出版)
著者は、美容研究家・メイクアップアーティストとして活動する、小林照子さん。6月末でサンマーク出版の役員を退任し独立された、高橋朋宏さん現職最後の作品でもある。過去に同氏が手がけたミリオンセラー2作品に匹敵するクオリティ。

4位『認知症の取扱説明書』(SB新書)
著者は平松類医師。累計14万部突破の「医師が教える、老いた親など高齢者との上手な付き合い方」シリーズ最新刊。家族が認知症を発症すると多くの問題が発生する。「周囲はどうすればいいのか」「本人は何をすべきか」を突き詰めた一冊。

5位『モテすぎて中毒になる男女の心理学』(すばる舎)
著者は、神岡真司さん。ビジネス心理学の専門家として知られている。本書は、男女の関係に特化した心理テクニックが紹介されている。 恋愛、夫婦問題、仕事のベースも、すべては人間関係によるもの。心理学を理解しておくと便利である。

6位『なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣』(SBクリエイティブ)
著者はマーケッターの本田晃一さん。「運」をテーマにした自己啓発になるが、多くのケースが紹介されている。人は仕事の調子がいいときに自分を見失うことがある。自分自身に謙虚になり、努力することの意味をわかりやすく解説している。

7位『心が通じる・ひと言添える作法』(あさ出版)
著者は、臼井由妃さん。『マネーの虎』(日本テレビ)の虎役で有名。「ひと言書く」のではなく「ひと言添える」ことで、知的で落ち着いた雰囲気が醸し出されるので覚えておきたい。文章の魅力をまとめた質感の高い作品。

8位『入社1年目人前であがらずに話す教科書』(プレジデント社)
著者は金森たかこさん。監修は西出ひろ子さん。マナー講師として活動している。入社1年目だからといって安心してはいけない。どんな場面でも臆することなく、話すことができれば、あなたは間違いなく評価される。

9位『1日10秒マインドフルネス』(大和書房)
著者は精神科医の藤井英雄さん。昨今、ブームになっているマインドフルネスだが、著者が実践している内容を踏まえているので説得力がある。いまのストレス社会において、マインドフルネスに注目が集まることは「自明の理」かもしれない。

10位『ほぼ命がけサメ図鑑』(講談社)
著者は、世界唯一の「シャークジャーナリスト」として活動している、沼口麻子さん。私たちが知らない、サメの真実が紹介されている。世の中に伝えるべく日々奮闘中の沼口さんが、地球上の海を旅して見たり食べたりの体当たり図鑑。

ランキング番外編

『大人の語彙力 使い分け辞典』(永岡書店)
国語学者でもある、吉田裕子さんの作品。昨今ブームの「語彙力」をわかりやすく解説している。また、事例が具体的でリアリティがある。この内容で1000円とは財布にも優しい。

『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(あさ出版)
元自衛官のユニークなキャリアを持つ生方正さんの作品。元自衛官の節約術、仕事術、さらに、空いた時間を活用した資産形成術は興味深い。着眼点が評価できる作品。

筆者よりお願いごと

正確に記するなら、私が書いているのは書評ではない。書籍の内容を元に著者や編集者に対してヒアリングなどを行い、一部を引用しながらまとめる方式をとっている。イメージとしては、ルポルタージュが近いが、昨今ではルポルタージュという言葉を使用しないようだ。私は、「ブックルポ(BookRepo)」と勝手に命名している。

アゴラはニュースメディアに記事を掲載している。ニュースとして掲載する以上、信頼性は大きな要素になる。残念ながら献本ルートが不明瞭な書籍は紹介していない。原則的には、版元経由でお送りいただきたい。お送りの際は、ご一報いただければ幸いである。

尾藤克之
コラムニスト

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