欧米の「対中不公正慣行是正」の同盟に日本も参加を

2018年07月27日 11:30

米欧による中国への対抗を主張するカドロー氏(FOXビジネスネットワークより:編集部)

「世界の貿易システムを台無しにしてきた中国との戦いで米国とEUは同盟国となる」
EUがそう言うなら日本もこの同盟に加わるのは当然だと思う。

米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が、EUのユンケル欧州委員長がトランプ大統領との会談で、「世界の貿易システムを台無しにしてきた中国との戦いで米国とEUは同盟国となる」と語ったそうだ。

これは、カドロー委員長が26日、Foxビジネスネットワークの取材に対し語ったもので、これをロイターは、以下のように紹介している。

EUが直ちに米国からの大豆、牛肉、液化天然ガス(LNG)の輸入拡大に取り組むと指摘。「世界の貿易システムを台無しにしてきた中国との戦いで米国とEUは同盟国となる」とし、「ユンケル委員長は前日、中国問題を巡り、トランプ大統領を支援していく意志があることを示した」と語った。

日本がこの戦いに参加し、アメリカ、ヨーロッパと同盟して中国と戦うのは当然であり、義務であろう。
日中の雪解けは歓迎すべきことだが、そのことが正義に基づく戦いを欧米とともにする支障になってはなるまい。

1980年代までなら「中国にお手柔らかに」と欧米への働きかけも日本はした。それは、天安門事件ののちもそうで、即位直後の天皇陛下を訪中していただいて、国際社会が天安門事件による制裁などを解除して国際社会に復帰出来るように助けたくらいだ。

しかし、そういう「善意」を中国はここ20数年踏みにじり、反日に徹してきたのだから、日本の善意を期待する資格などない。日本が欧米に比べて中国が欧米的な価値観からはずれ、独自の道を行く後押しをすることなど、やるべきではあるまい。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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