台湾vs中国 そうだ。パラオに行こう!

2018年08月03日 11:30

太平洋に浮かぶ島国・パラオの航空会社、パラオ・パシフィック航空が中国との路線を停止するというニュースを見ました。

パラオの航空会社、中国路線停止へ 台湾問題での圧力影響(産経新聞)

その背景は中国が台湾への圧力を強めているからで、台湾と仲の良いパラオを(パラオと台湾は平成11(1999)年に国交を樹立)いじめているからです。

それぞれ台湾は
「台湾は台湾であって中国とは違う」
中国は
「台湾は中国の一部であって一つの中国」
と主張しています。

台湾の民進党・蔡英文政権は断じて中国の一部ではなく台湾は台湾である、ということを色濃く出していますから、中国は政権樹立以来、締め付けを強化しています。

台湾と国交があった国は昨年までは20カ国ありましたが現在は18に減りました。
最近では中米のドミニカやアフリカのブルキナファソが台湾と断交して中国との国交を結んでいます。

その背景には中国が援助などを通じて
「台湾と付き合うな」
「中国と付き合え」
と工作してきたことは明らかです。

例えば、台湾と国交がある今回のパラオやバチカンには中国から観光客が多く行っていますが、旅行の禁止・渡航の制限の方針を進めて激減しています。

これに伴ってパラオ・パシフィック航空も搭乗客が半減、料金を半分にしてもそれでも乗られないということで今回の路線停止に踏み切ったということです。

今や中国経済は世界第2位ですから中国に経済を依存するとこういう形で嫌がらせを受けます。
今回の”国交”は中国からすれば台湾を国として認めるということで一番イヤですけれども、このほかにも”チベットやウイグルなどの人権問題”などを扱えば中国はふざけるなとなって観光客を少なくしたりあるいは何かの輸入を制限したりといった措置を講じます。

それでもパラオは台湾との国交を大事にして筋を通し、小さな国ですが立派です。
パラオには過去2回、行ったことがありますが、大変に親日で、何より海が奇麗。
世界複合遺産にも指定されています。
「ジェリーフィッシュレイク」
「パラオ ミルキーウェイ」
などを検索して、サイトを見て、ぜひ行ってみてください。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年8月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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