カミングアウト:飛行機で私、わが子でも「うるせー」と思って…

2018年08月07日 11:30

livedoorニュースでこんな記事を発見しました。

「飛行機で2歳の息子に乗客から苦情 気象予報士が反響受け感謝」

元ミヤギテレビアナウンサーで気象予報士の荒木真理子さんが書いたブログを基にした記事です。

荒木さんのブログには、2歳の息子と飛行機に乗って出かけた時に、息子が
「降りたい」
とごねてあやしたもののおさまらず、隣の乗客から
「うるさいんですよ!静かにしてください。」
と怒鳴られ、その後は息子も「怒られちゃったの」と意気消沈したらしいです。

一方、帰りの飛行機で息子は最初から最後まで静かにしていたそうで、今度は逆に隣の乗客から
「きちっとできてお利口さんだったねぇ、感心したよ」
とわざわざ声をかけられてそれがわかった息子は照れていたそうです。

こんな母と息子の飛行機の往復をこうまとめています。

行きの飛行機では、思わず凹んでしまいましたが、でも、隣の方が勇気を持って注意してくださったことは、未熟な母親に気づきを与え、息子の成長の手助けをしてくれたのでしょう

また数多くのコメントがあったそうで、
「メッセージに涙がこぼれそうでした。」
と感謝をしています。

こういう場面に遭遇することが何回もありますが、正直、
「うるせえ、いい加減にしろ」
と大人になるまでは思っていました。

癇癪を起こして言ったことはありませんが、
「もっと母親・父親、しっかりしろよ」
と思っていました。
正確には、自分の子供ができて育てるまで、突き詰めれば自分の子供も
「うるせー」
と思ったことはありました。

しかしその後、
「子供は泣くのが仕事だなあ」
と思うようになり、
「泣いている姿も必死でかわいいな」
と思うようになりました。

飛行機の離着陸の時などは気圧が変わって子供はよく泣きますが、自分が子育てをしてからは、子供が泣いているのが微笑ましく、
「元気だな」
と逆に思えるようになりました。
人の親になって初めてわかる、自分の成長でした。

最近は泣いている子供は一緒にあやしたりして
「決して迷惑してませんから」
と親御さんにメッセージを送るようにしています。

とはいえしつけはもちろん大事です。
0〜1歳の乳児は大人にはわからないその時の感情だけで泣きますが、3〜4歳になって公共空間で走り回ったり叫んでいたらきちっとしつける必要があります。

当ブログの読者でまだ親になっていない人はぜひ今回のカミングアウトも参考いただければ幸いです。

===

好きな言葉
子供叱るな、来た道だ
年寄笑うな、行く道だ


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年8月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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