ファミコン経営

2018年08月12日 06:00

Wikipediaより:編集部

「任天堂」という会社は、とても興味深い。

19世紀末に、花札をつくる会社として創業。20世紀初めに、日本で初めてトランプをつくり、その後も、業務用テレビゲームだけでなく、ファミコン、スーパーファミコン、Wii、Switch….と家庭用ゲーム機でもヒットを連発。

マリオ、ゼルダ、星のカービー、ポケモン・・・など新たな概念を打ち出し、ブランドとして定着させてきた。一部上場企業になっても、保守化することなく、チャレンジを続ける、チャレンジが生まれる環境をつくるのが素晴らしいと思う。

そうしたチャレンジを続け、ブランド力があるからこそ、懐かしさを意図的につくりだすこともできる。復刻版ミニファミコンは、米国で今年6月、販売台数1位のゲーム機となるなど大人気だ。

ところで、仮に、今後、任天堂が新しい商品を生み出せなくなり、業績が低迷したとき、もう一度ファミコンを販売すれば、業績が回復すると考える人は、どれくらいいるだろうか?

多くの人が、難しいと考えるだろう。

ところが、商店街の世界では、かつてファミコンが流行ったから、ファミコンを売れば儲かると考えている人が、いまだに少なくないのかもしれない。

30年以上前と同じ場所で、同じやり方で、同じものだけを売る
これでは、難しい。

日南市の油津商店街のように、ICTベンチャーや保育園を誘致する、コミュニケーションが生まれやすいカフェやバルを経営するなど時代に応じた変化やチャレンジが求められているのではないか。

もう少し知りたい!
宮崎県日南市の油津商店街

<井上貴至 プロフィール>


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年8月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。

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井上 貴至
前鹿児島県長島町副町長

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