家事育児の負担を可視化する「ハッピーシェアボード」を体験してみたら…?

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

 

週末にNPO法人ジェンダーイコールさんが開発・提唱している家事育児分担可視化ツール「ハッピーシェアボード」の体験取材を受けましたので、本日はそんな話題をば。

家事育児というのはやっているつもりでも、どうしてもどちらか(多くの場合は女性)に負担が偏るもの。

「もっときちんと家事育児に参加して!」
「充分にやってるだろ!」

みたいな喧嘩をしたことがある夫婦は、決して少なくないと思います(ドキッ!)。

そこでこの「ハッピーシェアボード」の出番です。

シールには「夕飯支度」「食器洗い「ごみ収集」「おむつ替え」といったお馴染みの家事育児から、「テーブル拭き」「カーテンの開け締め」「引き落とし費の管理」「おむつ在庫管理」といった『家事』と見落としがちな細かな項目まで並んでいます。


画像引用元

これを年1~週7回までの頻度に分けて、お互いが同時に「自分はこれくらいやっているな」というところに貼っていく。

そうすると、思わぬ偏りや矛盾(意識のズレ、やってると思ったのにやっていないこと、またはその逆)がどんどん可視化されてくるわけですね。

完成!!

さすがに5:5というのは難しく、妻のほうが家事育児負担が大きかったものの、そこまで大きな偏りは生じていなかったようでホッと旨を撫で下ろしました。危うくイクメンアピールがすべて瓦解するところだった…。

しかし様々な欠点が可視化されたので、それを改善し、できる限りこの表を5:5に近づけていかなければなりませんね。

ちなみに、ハッピーボード中に行われた会話の一例↓

【「消灯」の家事を巡って】

※寝る時以外は「電気を消す」という習性がない私。

妻「ほら、消灯してないじゃない。なんで消してくれないわけ?」
私「明るい家庭を築きたい、って言ってたから…」
妻「そういう意味じゃないでしょ!!(怒)」

【「洗濯物取り込み」について】

妻「取り込むときに、自分のだけじゃなくて私の衣類も分けておいて欲しいんだけど」
私「あー、宝探し感覚で探すのを楽しんでるのかなって思t」
妻「楽しくないわ!!(憤)」

こんな感じで、夫婦関係に亀裂が入ったり修復されたりすること間違いなし?!

駒崎弘樹さん・駒崎美紀さんがハッピーシェアボード体験!
https://readyfor.jp/projects/gender-equal-shareboard/announcements/72478

我々のハッピーシェアボード体験も、後日こんな形で記事にされるようなので、ご注目いただければ幸いです^^

日本メディアの歪んだジェンダー問題について考えよう!│第1回 ジェンダー☆ラボ
https://genderlab1.peatix.com/

また、9月2日はジェンダーイコール・RainbowTokyo北区共催のこちらのイベントに登壇します。主催者の方から、ハッピーボードの話も聞けちゃうかも?!ということで、興味のある方はこちらにもぜひご参加くださいませ。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年8月12日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。