さくらももこさんの訃報、山本KID選手の闘病から考える癌との付き合い方

常見 陽平

さくらももこさんが乳がんで亡くなった。53歳の若さだった。正直なところ、『ちびまる子ちゃん』がアニメ化された時にはもう高校生で。実は一度も読んだこともないし、アニメもちゃんとは見たことがないが。あまりの早すぎる死に衝撃を受けている。

山本KID選手も癌を公表した。こちらもショックだった。そうか、あの若さでなるのか、と。ちょうど宿泊しているホテルの大浴場に、山本KID選手なみのTATOOを入れている客が入ってきて。普段だったら「なんだかな」と思うところだが、KID選手のことを思い出し切なくなった。

さくらももこ公式ブログ、山本徳郁インスタグラムより:編集部

そういえば、LOUDNESSの樋口宗孝さんが癌で亡くなってから10年。ANTHEMの柴田さんが癌を克服してから5年だ。忌野清志郎さんが癌で亡くなってから来年で10年。桑田佳祐さんが癌を公表したのは8年前か。自分が好きなミュージシャンでも癌で亡くなった人、闘った人は多い。

最近、自分の周りでも癌の話が多く。ごく身近な人が闘病していたり、克服していたり。自分の前後の年齢でなっている人が身近にそれなりにいて、自分ごとだと考えなくてはならないと思っている。

ここ数ヶ月スランプで。しかも、主夫をしているために、全然働いておらず。3食バランスよく食べている方だし、よく寝ているのだけど。ただ、それなりにアルコールは飲んでおり。まずは、人間ドッグにいって、腫瘍マーカーのオプションを多めにつけるところから始めようか。

人の死や闘病宣言を聞くたびに悲しくなる。ただ、彼ら彼女たちの死や、闘いを無駄にしないためにも、まずは自分の体を大事にしなくちゃなのだ。うん。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年8月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。