パチンコ利権とギャンブル依存症

2018年09月03日 06:00

ども宇佐美です。
例によって音喜多先生との月一イベント(9月20日 19:00~@六本木)の告知です。

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今月のテーマは、年明けあたりにパチンコに関する本を出版する企画を進行中、という個人的事情もあり「パチンコ利権とギャンブル依存症」としました。なかなか激しいタイトルになっておりますが、ゲストとしては「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表を招いて、業界外部、ギャンブル依存症支援の立場から見た今後の業界のあり方に関して議論したいと思います。

タイトルの前半の「パチンコ利権」という言葉についてですが、警察とパチンコ、在日とパチンコ、ヤクザとパチンコ、といった様々囁かれるパチンコ業界と特定コミュニティとの関係性について、また、換金やギャンブル依存症といった指摘される問題についても、事実に根ざして本当のところを抑えよう、という趣旨であえてきつめの言葉を用いています。業界をかばうわけではありませんが、パチンコ業界はその実態に比してネット上では過度に批判されている節がありますから、虚実をあきらかにしつつ(私たちから見る)問題の本質というものを整理できればと思っています。

構成としては前半は不詳私が、田中さんに話を振りつつ、簡単にパチンコ利権なるものについて概説し、その後後半は質疑応答を交えつつ依存症問題の観点からパチンコ業界の今後について考える、という流れにする予定です。

以下簡単に私とパチンコとの関係を振り返りますと、私がパチンコを初めて嗜んだのは18歳の浪人時代に遡ります。宅浪生活で鬱屈とした生活を送る中で、一度パッと遊んで暗い気分を晴らしてみようと思い立ち代々木駅前の商店街にあったパチンコ店にふらっと入ったのが初めてのホール体験でした。その時はそもそも遊び方がよくわからず、あっという間にお金を溶かしてそれ以上ハマることはなかったのですが、大学入学後に長らく音信不通だった地元の小学校の同級生とつるむようになると、彼らの指導を受けつつ定期的にホールに通うようになりました。

私は当時(2001-2005)あまり真面目な学生ではなかったので、赤坂あたりをよくぶらついて、サントロペ、オリエンタルパサージュ、エスパス、などのホールに通い、いわゆるパチスロ爆裂機時代を謳歌していました。当時は1日に数十万円大当たりすることも珍しくなく、パチンコホールは独特の熱気をはなっていたのですが、規制の見直しやスマホゲームの隆盛など色々と環境も代わってパチンコ人口は激しく落ち込んでいるようで、今ではあの界隈で残っているのは赤坂見附駅駅前のエスパスくらいなようです。

話は逸れましたが、そんなパチスロ三昧の生活を送っていたので、東大に入って初めての自由レポートに選んだテーマは「パチンコの三店方式と警察」というもので、大いに教授に珍しがられたものでした。そのまま大学時代はパチプロのような生活を送っていた時代もあったのですが、それは当日時間でもあれば話したいと思います。

その後4号機が規制されると、社会人となって仕事が忙しくなったこともあり、しばらくパチンコはあまりやらなくなったのですが、経産省を退職・独立して仕事がない中で、手に余る過剰な自尊心を抱えてプラプラしていた時期(2012~2013)にまたちょこちょこパチンコホールに通うようになります。こう振り返ると、私は目標を見失って時間が余っている時期にパチンコにハマる傾向があるような気がします。まぁパチンコを打つ人の多くというのはそんなもんなんでしょう。パチンコというのは日常の他にぶつけようのないストレスを解消してくれる機能があります。負けた時はさらに落ち込むのですがね(笑)

その後2014年ごろにブログを通して田中さんと出会い、「ギャンブル依存症の支援活動を政策面からサポートしてほしい」と要請され、私としても何か運命の必然のようなものを感じたのと、「パチンコ業界も話せばすぐにわかってくれるだろう」というような甘い見込みで引きうけることにしました。

ところが、これがまぁ予想と随分違う結果になりまして、手始めに軽い気持ちでパチンコ業界に活動支援の要請をしたら、門前払いにあった上「乞食」だとか「電波野郎」だとかいうような散々な陰口を叩かれてしまいました。その後有名ホール団体のトップに恫喝されるなどといったこともあり、「これは話し合いではなくパチンコ業界と戦わないとどうにもならないなと」方針転換して、この3年間ほど田中さんとともに幾人かの理解ある国会議員の先生の理解・助力を得て国会等を通して業界に圧力をかけつつ、ギャンブル依存症対策法案の成立を目指してきました次第です。

先日の国会でようやくギャンブル依存症対策法が成立し、また一方でカジノ法案が成立したこともあり、今後業界とどのような関係を形作って行くのか、改めて考えるべき時期が来ていると思いまして、当日は田中さんとその辺の方向性などについて話すことができればと思っております。

そんなわけでパチンコ業界やギャンブル依存症に興味ある方は是非是非ご参加下さい。
ではでは今回はこの辺で。

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編集部より:このブログは「宇佐美典也のblog」2018年9月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は宇佐美典也のblogをご覧ください。

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