江藤淳など

石破 茂です。

故・江藤淳氏の著作「一九四六年憲法 その拘束」(初出・「諸君!」1980年8月号、文藝春秋・学芸ライブラリー 2015年)を久しぶりに読み返してみて、まさしく然りと思ったことでした。

江藤 淳
文藝春秋
2015-04-20

 

1980年、昭和55年は私が三井銀行に入って2年目、高校生の時から極めて真っ当な保守の論客である江藤淳氏のファンではあったものの、日々の業務に忙殺されてきちんと読んで理解する機会もないままに今日に至ってしまいました。

「独立国家日本の主権回復」ということを真剣に、まともに考えればこうなる、ということですが、江藤氏もその思いを遂げることのないまま99年に自らその命を絶たれました。今改めて抱く感慨には極めて複雑なものがあります。

週末は13日土曜日が自民党金沢支部政経セミナーにて講演。
14日日曜日は言論NPO主催「第14回 東京-北京フォーラム」にてパネルディスカッションの予定です。

皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。


編集部より:この記事は、衆議院議員の石破茂氏(鳥取1区、自由民主党)のオフィシャルブログ 2018年10月12日の記事を転載させていただきました。転載を快諾いただいた石破氏に感謝いたします。オリジナル原稿をお読みになりたい方は『石破茂オフィシャルブログ』をご覧ください。