JR東日本が覚醒 ⁉︎ AmazonGO的なAI無人店舗を赤羽に開設

2018年10月18日 06:00

元港区議の益満寛志です。

あのAmazonが「Amazon GO」というカメラで客と品物を認識するという無人型店舗をアメリカで開設したという話題がありましたが、我らが日本国でも同様のシステムの店舗がJRの駅構内にできたということで行ってきました。
2か月間限定の実験店です。

「TOUCH TO GO」という名称だそうです。個人的には「JR号」とか日本風でもいいんじゃないかと思いましたが、まぁ「TOUCH TO GO」の方がいいですね。

場所はオシャレな大都会、東京都北区赤羽駅。小生が駅のホームに降りたのは人生初であります。

今回の店舗があるのは「湘南新宿ライン」が走る5・6番ホームです。
以前はキオスクがあった場所に立地していました。

オープン初日、午前10時半くらいですが、8人ほどが並んでいました。

周囲に関係者と思しきスタッフがその倍くらいいます。

小生もその列に並びます。

「3人ずつ入ってください。店内での撮影は禁止です。入口でSUICAをかざし、中に入ったら商品をお取りいただき、出口で再度SUICAをかざしてください」
とのアナウンスがあります。

小生が店外からパシャパシャ写真を撮っていると、前に並んでいるギークな感じの若者も同じように撮っていました。
同業のAI開発者なのでしょうか。

この無人店舗ですが、実は昨年11月にも大宮駅で実験が行われていたそうです。
あまり話題になっていませんでしたが、Amazon GOより早かったんですね。
実は地味にすごいことです。

※その際は1回に1人のみの入場で、店内にも人がいて、実用性はなかったそうです。今回は3人が同時に中に入れて店内に店員もいないので、より現実的でした。

SUICAをかざし、中に入ってみます。

紀ノ国屋とのコラボということで、こだわり(=高い)のおつまみやポテチ、ドリンクが並びます。
狭い店舗ですが140種ほどの品物が並べられているそうです。

天井や棚などにあるカメラが利用者の動きをとらえ、AIが解析していきます。
実に賢いですね。

「手品のように品物を隠して、会計で華麗に指摘してやるかな」
と思い、パッと商品を取ってみますが、高倉健並みに不器用な小生では即座にAIに見抜かれてしまったようです。

出口の会計スペースに立ち、金額の表示を確認します。
ぐうの音も出ないほど正しい数値でした。
店外にいるスタッフから「間違いはありませんか」と聞かれますが、1円のミスもありません。

あっさりSUICAで決済し、店を出ます。そのスムーズなこと。

ちなみに残念なことに、無人ですからコンビニでありがちなレジで年齢認証の必要なお酒やタバコは買えません。小生のようなオジサンにも無意味に年齢認証を問われる光景も、最初は抵抗がありましたが、すっかり慣れてしまったアレです。
※中には抵抗を試みる革命家もいました。あえなく逮捕されていまいました。

今あるNEWDAYSのセルフレジでもお酒は買えませんから仕方がありませんね。
ただ、スタッフの方と話していると「そのあたりも将来的には技術で解決していけるのではないかと思います」とのこと。力強い限りです。

今回はJR東日本と、JR東のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)「JR東日本スタートアップ」、そして東証マザーズに昨年上場したIT企業「サインポスト」が組んで実現したシステムです。前からわかっていた情報なのに、開設日にニュースになった途端サインポスト株が爆騰しました。買っておけばよかったですね。

ちなみにサインポスト社が提供する一連の決済システム名は「スーパーワンダーレジ」だそうです。
ダサすぎる!!(笑)

JR側、CVC社長のブログがJRぽくなくて面白いです。こういう面白いプロパー社員の方が旧来の重厚長大産業で活躍するのは大変いいことです。

どうもJRがAI店舗をやると地味になってしまうのがアレですが、Amazonには負けない!という気概で今後展開していっていただきたいと切に願います。

益満 寛志(ますみつ ひろし)元港区議会議員
1983年生まれ。明治大学商学部出身。学生時代に当時ブームだった「学生起業」を経験したチョット意識高い系。27歳で当時存在した幻の政党「みんなの党」から港区議選に出馬し、まさかの当選。1期を務めたのち、次の選挙には出ずに無職となり貧乏隠居生活を満喫中。

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