風疹大流行:働き盛りのみなさん!持っていますか?

2018年10月23日 17:00

風疹が大流行しています。

10月16日、国立感染症研究所が今年の風疹の患者数が1,103人になったと発表しました。
昨年の10倍以上の人が感染しています。
その男女比は、男性が916人、女性が181人と圧倒的に男性が多く、さらに多くは30〜50歳代の働き盛りの人です。

考えられる理由はいたってシンプルで、予防接種を受けていないからです。

1979年4月1日以前に生まれた男性は予防接種を受ける機会がほとんど無く、同世代の女性は中学生の時にあったはずですが、しかし女性でも1956年4月1日以前に生まれた人はやはり同様です。

風疹ワクチン

2回の予防接種を受ければ95%以上は免疫ができて感染を防げるそうですが、そもそも風疹とはどんな症状なのでしょうか?

感染原因は患者の咳やくしゃみで、空気感染するからいつでも羅患する可能性があり、感染すると発熱や発疹が出ます。
特に妊婦さんが感染するとお腹の子供に心臓疾患や難聴、白内障などの重い病気や障害が出る可能性があり、先天性風疹症候群(CRS、Congenital rubella syndrome)と呼ばれます。
生まれた子供がCRSということは妊婦さんが感染していたということで、その感染元は男性が多いそうです。

上記の表の通り、1995年4月からは幼児期に1回、中学生のときに1回の合計2回、予防接種することになっています。

1995年生まれだと現在23歳でそれ以下の年齢の方は予防接種を2回、受けているというはずです。
しかし結婚したり、妊娠する可能性があったり希望する女性はもう少し年上の20歳代半ばから30歳代という人たちが多いかもしれませんが、いずれにしても妊娠する前に予防接種を受けてほしいと思います。
またそういった女性の周りの人、家族はもとより職場まで含める多くの人も、1度、抗体を持っているかどうかチェックした方が良さそうです。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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