「コスパが良い」のは早稲田大学スポーツ科学部

2018年10月28日 11:30

丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスのゲストの株本さんは、早稲田大学スポーツ科学部出身だそうです。ところが、スポーツ科学には全く興味が無く、入学した理由は「コスパが良い」からだそうです。

早稲田大学本部キャンパス(街画ガイドより:編集部)

コスパとは、偏差値が早稲田の学部の中で一番低いので、最小の努力で早稲田大学卒の学歴が得られる。株本さんに言わせると、中央大学法学部なんかが、コスパの悪い学部だそうです。

もう大学を卒業してから30年以上経つというのに、未だに「内藤さんは東大卒なんですね」といわれることがあります。

東大、早慶といった「有名大学」には、学歴というブランド価値が未だに根強く残っているようです。

実は、東大も早稲田と同じように、医学部に進学する理科3塁と文学部に進学する文科3類では、入学難易度はかなり違います。しかし、社会人になってから「東大ですか?」と聞く人はいても「東大の何学部ですか?」と聞かれることはほとんどありません。

とすれば、東大という学歴を手に入れることだけを目的にするなら、理科3類ではなく文科3類を狙うべき。文科3類が、東大では最も「コスパが良い」学部です。

こんな風に日本の大学を教育機関としてではなく、学歴というブランディングの手段と割り切ることには、賛否両論あると思います。しかし、現実問題として特に文系の学部は卒業することよりも、入学することの方に価値があります。つまり、日本の大学に教育機関としての付加価値提供はあまり期待されていないと考えるのが自然です。受験をゲームとして捉えれば、最小の受験勉強で有名大学卒の肩書きが手に入る学部が効率的という考え方は、とても合理的です。

グローバルには、価値がどんどん低下している日本の大学ですが、日本国内では、まだしばらくはブランドとしての価値があるのです。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年10月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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内藤 忍
資産デザイン研究所社長

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